ゴッチ語録 GOTCH GO ROCK

著者 :
  • ぴあ
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835616131

作品紹介・あらすじ

アジカンのフロントマン後藤正文、初の著書。僕が愛したロック遍歴。

感想・レビュー・書評

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  • 出てくるバンド名全部わかってなんか嬉しい。

    メンバーのひとりひとりがお気に入りのCD10枚をゴッチに紹介する対談ページが興味深かった。
    メンバー四人のキャラがここまで違うのもすごい。
    し、イースタンユースやユニコーンで繋がっていて、なんとも言えない気持ちになる。

  • 新聞紙上で音楽と関係ないゴッチのコラムを見ているので、まさか音楽の話だけで1冊が終わるとは思っていなかった。音楽とゴッチの学生時代の話。

  • 以前にも読んだのですが再び読み直し。
    やっぱり面白い、
    氏のブログも拝見してるのですが
    言葉の選び方とかが面白いなあと感じます。
    バンドっていいなあと思う一冊。

  • とてつもなく今更ながら、アジカンが気になっている。
    この本は「あ」から「ん」の50音をテーマに、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・後藤正文が書いたエッセイを集めた本だ。

    なんというか、この人は”言葉”に対する想いが強いバンドマンなんだなぁと改めて思った。
    内容や文章については「うんうん」という印象だったが、全体を通してみると、ゴッチ、嫌いじゃない。
    むしろ好き。

  • ASIAN KUNG-FU GENERATION、後藤正文氏のルーツを紐解いていくかのような一冊。

    キレイではないけど、しっかりと伝わってくる文章。
    音楽への熱い想い。

    後藤さんがユニコーンに憧れ、その思春期に強烈なインパクトを残したように、私にとってはアジカンが心の奥深くに刻み込まれている。
    ということを思うほどに、余計に感慨深くなってしまい、あっという間に読み終わってしまった。

    私達の世代のアジカンファンには、垂涎ものの一冊だろう。

  • 6〜7年前にWeeklyぴあ(汗)に連載されていたコラムを単行本化したもの。あいうえお順に愛する音楽について語っている。いろいろな意味で大人になり、最近、メッセージ性が強くなってきているゴッチの原点が見えるような気がする。メンバーひとりひとりとのロック面談、漫画家山本直樹氏との音楽対談も面白い。

  • 帯に「僕が愛したロック遍歴」とあるように、ゴッチのロック好きがよく伝わってくる良書。50音順に主題を分けて書かれていて、たとえば「ね」から始まる「ねがてぃぶ」という文章を、かれは次のように終えています。

    「ネガもポジもゴチャゴチャのグチャグチャになっているのが人間だ。決して美しいものではない。だけど、それをそのまま歌うと美しい音楽になったりするから不思議だ。僕はそういう音楽が好きだ」。

    「そういう音楽が好き」であるなら、きっと好きになる一冊。

  • これを読んで、
    色んな音楽に触れてみたいなっていう気持ちにさせてくれた。

    後藤氏に感謝したくなった。

    音楽って素晴らしい。

  • アジカンが好きだからこれは興味深い。

  • 「アジアンカンフージェネレーション」
    今、このバンドを見知りしている人々はどれほどいるんだろうか?

    私は田舎に生まれ、ロックの生息地が皆無の土地で
    嬉し恥ずかし彼らにこの僻地のツタヤで出会ってしまったのだ。

    ロック少女にありがちな友人への「布教活動」もあえなく失敗し。ひとり、ときにふたりと。私たちの極小さなサークル内で彼らの音楽は響き巡っていった。

    その間にも彼らは歩みを止める事無く、今も変わらず口数少なに発信している。なぁ、いまはどんななんだい。私は今も変わらず尊敬しているんだ。

    雑誌のエッセイとし、あいうえお順にロックな語録を解説していくという企画。なんともキャッチーではないか。フロントマン:後藤正文。彼の文才もさることながら、彼への興味しんしんのロック少女あの頃の私へ。何故もっと速く読まなカッッタのだ?!彼が面白い事を書かないはずないでしょう・・・・・・?


    内容はバンドの音楽を知らなくても、笑えるんではないかな。

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著者プロフィール

1976年、静岡県生まれ。日本のロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターを担当し、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。ソロでは「Gotch」名義で活動。また、新しい時代とこれからの社会を考える新聞『THE FUTURE TIMES』の編集長を務める。著書に『凍った脳みそ』『何度でもオールライトと歌え』(共にミシマ社)などがある。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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