私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン

著者 :
  • 白順社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834402513

感想・レビュー・書評

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  • YouTubeで著者の講演会を見て、衝撃を受けて購入。
    自分が潜在的に思いながらモヤモヤ感として残っていたものがクリアになりました。
    大西氏の存在に感謝。

  • こんな世の中になればいいなとワクワクします。
    私もこんな未来をつくるためにできることがあれば、何かしたい。

    お金の話は難しいところもあり、完全に理解できないところもあるけれど、直感的に納得できます。
    なんでもお金で買わないといけない現状はおかしい、苦しいという実感がありましたし、ミヒャエル・エンデや
    自分なりの理解を、理解を深めるため、またより多くの人に興味を持ってもらえたらと思い、記してみます。

    ①今のお金は借金の裏返し
    金本位制の時代が終わり、お金は信用創造という方法で作られるようになりました。
    誰かが借金をすると、世の中にお金が生まれます。
    そして、そのお金には金利が載っています。

  • 正直な話、書かれていることを全て理解できたわけじゃないしよくわからない部分も多い。

    でも、ここに書かれていることは今の日本全体をひっくり返すほどのパワーが詰まっている気がしました。

    世の中の事、お金の事、自分は何も知らないんだと思い知らせられる一冊です。

  • 私が総理大臣ならこうする 大西つねき 白順社

    れいわ新選組から参議院議員に立候補した
    十人衆の一人で
    フェア党を代表する政治家である
    上智大学からシアトル大学に進み
    帰国後モルガン銀行を経てバンカーストラスト銀行へ移籍し
    1996年自社を設立
    2011年の震災復興に始まり政治団体を立ち上げ
    2017年の衆議院選挙に立候補
    2018年にこの本を出版
    金融業の専門家として経済やお金の仕組みを学び
    その裏技から見える本質を研究した知識を逆手に取り
    依存による搾取と支配で不幸を生み出すから抜け出し
    参加することによる前向きで幸福な社会を目指す
    活動家となる
    経済の裏と表の話から具体的にどうすれば
    住み良い世界を目指せるかを全国で講演し続けている

    論理的発想と実行力を兼ね備えた
    勉強家で正義感の強い行動派である
    更に多様な全体観を身に付け
    良い意味で清濁合わせ呑める
    包容力さえあれば鬼に金棒である

    この本の内容は政治の透明度を上げて
    どうすれば皆が幸福を目指せるかという
    具体的でわかりやすく
    国民がその気になりさえすれば
    すぐにでも実行できる政策のオンパレードである
    ユーチューバーでも在るので
    「大西つねき」で検索されたし

  • 株式会社インフォマニア代表取締役 JPモルガン、バンカース・トラストで外国為替、株式、債券先物などをトレード。96年退社後、株式会社インフォマニア設立、同代表取締役。IT事業、飲食店を経営。2011年、政治団体を設立、フェア党代表。2019年「れいわ新選組」より参議院比例代表出馬 上記Twitterプロフィールより

  • 良書。一見、荒唐無稽に思えるが、熟考してみれば当然の帰結であることに気づかされる。著者の公演や、街頭演説を聴いただけでは、よく理解できないことがしっかりと説明され、理路整然と書かれている。
    理念として、共感ができるし、時代背景から考えて、未来社会を言い得ている。
    大げさではないが、日本人必読の本だと思う。

  • 著者はこの本の内容を多くのコンテンツとしてインターネット上に公開している。今回、本として読んでみて気づいたことがある。動画では分かったように思い通り過ぎていた箇所を、本で読んでみるとそこで立ち止まってしまい考え出していることがあった。読書とは読み手の都合で止まったりスピードアップできることが実感できた。トータルとして「見る聞く」より、読書は思考が深くなるのだと思った。

    ・国民一人当たり800万円の借金がある。この実態はどのような事なのかの解説。
    ・一方で日本の国は世界一の金持ち国であり、国民一人当たり100万円を配ることも可能。
    など、著者の記述はかなり刺激的だ。
    わたしはこれまで著者の動画などを見ていたのでかなりの助けになっていたと思う。いきなりこの本を読んでどこまで著者の真意を把握できるのか。私は自信がない。無いものを想定して話について行く困難さなのだと思う。

  • 政府の借金、世代間の富の格差などに対して、常識(輸出信仰、経済成長信仰)をひっくり返すような、独自の処方箋を書いており、全体的に理想論だが、本書の中ではそれらのロジックに筋が通っています。

    逆にいうと、現実の政権によって成されている政策が、いかに既存の利害関係をもとにしたものであるかが見えてきて、それらを壊そうとする著者に対しては応援したくなりました。

    今の政治の間違った方向性、間違った政策は正せば良いわけですが、民主主義で選ばれている以上、なぜ間違い続けているのかが、もっとも重要なポイントだと思います。
    あるいは、日本人の場合、
    国のリーダが本当の豊かさのために旗振りをして、それが実現したとしても、それに適用できなくて「1億円で穴を掘って埋めるだけの公共事業」を進んで行い続けるのかもしれない。

  • 前回の『希望』から少しかかってしまった・・。
    途中までは読んでたんだけど、ここしばらく、ネットに張り付くことの方が多かったから、あっという間に半月ばかり経ってしまった。

    れいわ新選組で昨夏、立候補した大西つねきさんの最近作。これも昨年の講演会で購入したもの。最後に、参院選の後に書かれた部分が付記されているが、大部分は、一昨年に書かれたものだという。

    2冊を読み上げて、ようやく国家財政に関して自分の中でもすとんと腹に落ちてきた感じがする。
    動画だけではなく、一度講演会に来ていただくと、わかるようになるとのことで、去年は実際に足を運んで、確かにうっすらと「つねき後」を体感した。が、「なんとなくはわかる」でぼんやりとしか理解できていなかった。
    だから、講演に行った人も、動画を見続けてる人も、やはり一度は著書に触れてみたらいいと思う。
    人に説明できるほどまではないかもしれないけど、緊縮派の意見にはっきり「違う」と言えるものは持てるようになってきたから。

    つねきさんの理論は中身は大体同じながら、MMTという言葉は使われてない。世の中全体に出回るお金のことであるとか、よく考えたら確かにそうだよな・・と思う。
    ただ、ご本人も言っておられるけど、この先、このお金で世の中をどうよくしていけばいいのか、具体案がまだ煮詰まってないのだと・・。
    今後の動向に注目していきたい。そのうえで、自分たちも思うことがあれば、投げかけていくと良いと思った。
    著者とこういう距離をとれる時代ってなかなかすごいな・・。

  • この議論できる政治家が1人もいないのが今の日本。多くの人が読んで投票行動に移してほしい。
    ご本人はいずれれいわ新選組からは出て行ったほうが良いだろう。

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