- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834250503
作品紹介・あらすじ
第二次世界大戦後の現代史を、なるべくやさしく解説。
感想・レビュー・書評
-
これを読んだ当時(2010年)イスラエルの問題がさっぱりわからないと言った時に、友人から勧められたので本書を購入した。
くまなく読んだ。
わかりやすかった。
まだ取ってある。
内容はもう忘れちゃったけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おすすめ度:100点
第2次世界大戦後の歴史を振り返ると、イデオロギーの対立と、自国の利益だけしか考えない大国の身勝手な行動に彩られている。
「理想」を追求したはずが、いつしか「同志」や「人民」を虐殺してしまうという、冷酷な現実も見えてくる。
歴史に学ばない者は、同じ過ちをくり返す。歴史を軽視すると、歴史に罰せられる。
歴史を理解し、未来への道筋を求めるとき、過去から学ぶことはたくさんあると真に思う。
以下、目次を記す。すべての章、すべて秀逸。名著!
第1章 冷戦が終わって起きた「湾岸戦争」
第2章 冷戦が始まった
第3章 ドイツが東西に分割された
第4章 ソ連国内で信じられないことが━━スターリン批判
第5章 中国と台湾はなぜ対立する?
第6章 同じ民族が殺し合った━━朝鮮戦争
第7章 イスラエルが生まれ、戦争が始まった
第8章 世界は核戦争の縁に立った━━キューバ危機
第9章 「文化大革命」という壮大な権力闘争
第10章 アジアの泥沼━━「ベトナム戦争」
第11章 ポル・ポトという悪夢
第12章 「ソ連」という国がなくなった
第13章 「電波」が国境を越えた!「ベルリンの壁」崩壊
第14章 天安門広場が血に染まった
第15章 お金が「商品」になった
第16章 石油が「武器」になった
第17章 「ひとつのヨーロッパ」への夢
第18章 冷戦が終わって始まった戦争━━「 旧ユーゴ紛争」 -
7章まで
-
ソ連では共産党以外のところでの想像を絶する悲惨さ、残虐さには触れていない。
民族紛争の多くはスターリンによる民族の集団移転や分割政策が原因。
陰謀を摘発しよう、人民のために党を裏切るのは人民の敵である。
ソ連の国民軍部の幹部までが共産党独裁の過去には戻りたくなかった。
資本主義の自由競争の原理を中途半端に導入したロシアは混乱に拍車がかかった。 -
再読。時間の前後関係がちょっとごちゃごちゃしちゃってました。
-
大学の必修科目の課題図書でした。受験ではなかなか触れることのなかった現代史というジャンルが、ぐっと身近になった一冊。とにかく、その読み易さに引き込まれて現代史好きに。当時の講義内容は全く覚えていませんが、この本は2回読みましたね(笑)子どもニュースの頃からテレビで親しんでいた著者の作ということで、かしこまらずに現代史に入っていくことができました。
-
現代史をわかりやすく書いてくれている本を探していて、池上さんの本なら間違いないかなぁと思い、読んでみました。
しかし…まず目次を見て気持ちが沈んでしまいました。
全18章のうち、大半の章が戦争や内戦にかかわるもので、どうしてそれが起こったのか、それがその後の社会にどうつながったのかが解説されています。
「二十世紀は戦争の世紀」、というのをあらためて感じました。
だからこそ、第17章「ひとつのヨーロッパ」への夢、というEUの”実験”を解説する章が際立っているように思います。
池上さんの歴史や現代世界全体に対する思いが伝わってきました。
戦争のことを書いた本や映画などを読んだり見たりするのは、気持ちが沈みます。
でも暗い歴史だからって目を背けてはいけない、繰り返さないためにも学ばなくてはとあらためて思わせてくれました。
このシリーズの続編も読みたいです。 -
途中まで読んだ感想。大学受験の折、教養程度にと知識の入り口として手に取りました。有名な池上彰さんとあって、やはりわかりやすいです。合間にあるコラムも飽きずに読めます。備考
、注釈みたいなものですね。 -
手にとったが、読む気がおきなかった。
-
メモ 5章まで読了