- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834085976
作品紹介・あらすじ
土の原料は火山灰や岩石ですが、それだけでは土になりません。とけだした成分がねん土になり、そこに生きもののかけらやフンなどがまざって、少しずつ変化して……長い長い年月を経て、ようやく土がうまれます。植物は土に根をはり、水や養分をすいあげます。成長した植物は、多くの動物の食べ物やすみかとなります。命を終えた生きものは、やがて土の一部となります。土は多くの生きものの命を育み、巡らせているのです。
感想・レビュー・書評
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土=(地球+生きもの)×長い長い年月
土の原料は火山灰や岩石ですが、それだけでは土になりません。とけだした成分がねん土になり、そこに生きもののかけらやフンなどがまざって、少しずつ変化して…長い長い年月を経て、ようやく土がうまれます。植物は土に根をはり、水や養分をすいあげます。成長した植物は、多くの動物の食べ物やすみかとなります。命を終えた生きものは、やがて土の一部となります。土は多くの生きものの命を育み、巡らせているのです。
「福音館書店」HPより
平易なことばで、わかりやすく、しかも正確に土について書かれてある絵本.
絵も素敵( ´∀` )詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
元々は土はなく、砂や小石だけだったと知り驚きました。
火山の噴火、生き物、植物が関わり合いながら土ができていく過程は、島が出来上がる仕組みと同じだなと思いました。
粘土になって色々くっついていく説明が少し難しくてわかりませんでしたが、子どもには大まかにでも伝わったかなと思います。
どこにでもある土がそんな壮大なスケールの自然の力で、気が遠くなるような長い時間をかけてつくられたものだとは。
地球の歴史の長さを思い知りました。 -
砂や石が土になるのではない。
微生物や、生きものの糞、枯れた植物、キノコやカビや、いろいろな生物の営みが土を生み出すのだ。
・土が豊かな土地や海を支えている。
・土が痩せてきてることも、現在の大量絶滅の原因の1つなのではないかと思ったり。 -
2021.3
地球がうみだす 土のはなし
地球を旅する 水のはなしの姉妹版
コナラの木
どんぐりのころから、土となかよし
どうしてふかふかの土ができあがっていくのかがわかる本
火山灰~砂つぶと水で溶けだし、ねん土~くっつきあった大きなねん土になる
びせいぶつがすんで、新でその死骸がこなごなになってねん土の接着剤かわりになり、ねん土がくっつきあう
土の中の微生物
トビムシ1~5mm
クモ
ササラダニ
クマムシ
カビ1mmの100分の1
バクテリア それより小さい
巻末:大西健夫(水文学者~~ってなに?)
8分強 -
土はどうやって土になるのか、説明できるだろうか?
コナラの木が遠い昔の火山の噴火から、わかりやすく語ってくれる。
「地球を旅する水のはなし」の姉妹編。 -
令和3年度読書感想画 低学年(1,2,3)指定図書。
土が生まれる様子。火山爆発したり、水の力やダニなどの力で葉っぱなど分解されたりして生まれていく様子を、ドングリの木が説明する。
これは、なかなか読書感想画にはハードな内容だと思います。土や葉っぱに茶色しか使えない低学年、凄く色塗りで困りそう。
この本も挿絵が見事でした。 -
大人も知らない土のはなしが子供にもわかりやすいことばで書かれている。実物に近い絵も文と合っている。はじめに読んであげたい。その後何回も一人で読むのではないだろうか。
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「土=(地球+生きもの)×長い長い年月
土の原料は火山灰や岩石ですが、それだけでは土になりません。とけだした成分がねん土になり、そこに生きもののかけらやフンなどがまざって、少しずつ変化して…長い長い年月を経て、ようやく土がうまれます。植物は土に根をはり、水や養分をすいあげます。成長した植物は、多くの動物の食べ物やすみかとなります。命を終えた生きものは、やがて土の一部となります。土は多くの生きものの命を育み、巡らせているのです。」 -
土は火山灰や岩石から、様々な生命のなどが複合してから長い時間をかけてできあがったもの
。世界で決して同じ土はない。