- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834083804
作品紹介・あらすじ
さまざまな料理で使われている大根。生でも煮てもおいしい。薬味として主菜の味を引き立てたり、いっしょに煮たものの味を引き立てたり。人気も実力もあるのに、どこか奥ゆかしい。メインの食材を引き立てる脇役に徹している感じがします。日本でいちばん食べられている野菜なのに、なぜでしょう? その理由を考えるうちに、大根に「派手に生きるだけが人生じゃないぜ!」と教えられているような気がしてきます。
感想・レビュー・書評
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大根の本当にエライところは、エライんだぞ!と威張らずに、でもその場その場でそっと皆を支えていることなのかもしれない…
これを読んだら、あなたもきっと大根のような生き方をしたくなるかも?!
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小3以降向けの科学雑誌「かがくのとも」の傑作集絵本です。
そのため、絵本裏には「小学中級から」と書かれています。
わが家では小2の娘に読み聞かせをしましたが、1ページあたりの文字数は少なめですが、ページ数が思ったよりあったためか、読み切ることはできたものの、後半部分で娘の注意がそれてしまいました。
小2くらいまでに習う漢字にはルビがありませんので、やはり読み聞かせや子どもひとりで読む場合は、小学校中級からが良いようです。
絵はほのぼのしていて和むのですが、所々ででてきた大根料理が、絵だとどんな料理かよくわからなかったものもあったので、その部分は写真も併用していただけるとなおよかったです。
読んでいてわたしも知らなかった知識もあり、親子でタメになりました。
大根は日本古来の野菜だと思っていたら、大陸からもたらされた野菜だったので、びっくりしました。
大根のスゴイところがよくわかるだけでなく、スゴイのにスゴイんだぞ!と威張ってないところこそ、大根のいいところだなと思いました。
謙遜しすぎもよくはないけれども、でも「俺はスゴイ」と知識をひけらかして威張っている人ほど、実は偉くないんですよね、ホント。
そんな人生の教訓まで得られる、科学的で哲学的な絵本でもありました。 -
謙虚な佇まいの大根。その素晴らしさを教えてくれる。
大根役者や大根足など言葉の由来も紹介されて、
大根づくしの一冊。 -
大根はホントにエライ!
なんにでも合うもんね
でしゃばらずホントすてきです
かわいいイラストで大根賛美
知らないこともいっぱいありました
今夜の箸休めはしらす大根にしましょう
≪ 謙虚で万能 いうことなしの だいこんに ≫ -
「イイ味出してる脇役」さん。そのとおりです。脇役の大根食べたくなります。
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大根は色々な食べ物につかっていたのがびっくりした!
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いつもお世話になっている大根(^^)♪本当に偉いと思う(゜∇^d)!!可愛らしい絵で謙遜しているのを見ると、ますます愛しく感じる~(*≧∀≦*)
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まさかと思ったけど、作者が「孤独のグルメ」の久住先生だった。
(孤独のグルメの印象が強くて、「久住先生、絵が描けるんだ…」と驚いた。
彼も漫画家なんだから、当たり前なんだけど。)
美味しそうな調理方法や、慣用句、広まったルートまで
さまざまな角度から光が当てられている。
4歳児より、大人の私が楽しんで読みました。