- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834027617
作品紹介・あらすじ
小学校でも塾でも、友だちを前に思うように自分を出せずにいる6年生の聡子。塾の帰りにいつも一緒に勉強する霧島くんにひそかな思いを寄せていますが、本当の気持ちは言えないままです。家ではイライラしてつい両親にあたってしまい……。そんな聡子ですが、もっと霧島くんと仲良くなろうとがんばるうちに、次第に周囲の人との関係も変わってきます。単行本発売以来、多くの年若い読者から圧倒的支持を得ている作品の、待望の文庫化です!
感想・レビュー・書評
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『ハッピーノート』読了。
小学生頃に読んだ本だけど、最近になってブクログのTLで見かけてまた読みたくなったので読んだ。
内容をほとんど覚えてなくて「なんか主人公の女の子が苦しくもがいてる感じで重たかったな…」ぐらいしか覚えてなくて。案の定、小学生向きにしては割に重めの内容でした笑
変な駆け引きや見栄張って嘘ついたり、自分の気持ちを言えなかったりとか、これって大人にでも共通するよなぁ〜…と感じましたよ。だから、子どもの時から社会性の形成がはじまってて苦しくなって発狂するよな…けど主人公の子が最後は自分の意思で物事を考えて言えるようになっててえらいなと。
結構自分を追い詰めちゃうところとかなんか重なるわ…意外と人ってやさしいんだよとか、表立って見える景色が実は違っていることもあるんだよなとか。大人になっても感じることは少なからず変わらないと思うし。
読んだ後だからか、みている景色が少し変わったね。もう少し楽にやっていけよって感じ。
2021.6.12(2回目)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さとこが最初から嘘をつかないで、霧島くんとりさに話していればもっと良い結果になったと思う。
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2020.6
わかるからこそめんどくさくて息苦しくなる。ああめんどくさい。いつわらないひとりでいい強さ。大人になるとわかるけど。こういう時がきてもなんとか側にはいないとなあと思う。大人として。 -
とても良かった
みんな色々あるよねって話
子どもにお勧めしたい本 -
人間関係のわだかまり、しがらみなど いろんな葛藤をする主人公 中盤までは読み進めるのが辛かったけどだんだん自分の気持ちを整理して正直になっていく 読んでいて気持ちよかった
言葉にして伝えなければ分からないこと、たくさんあるね 人は思い込みや誤解でどれだけすれ違っているのだろう -
「小学校でも塾でも、友だちを前に思うように自分を出せずにいる6年生の聡子。塾の帰りにいつも一緒に勉強する霧島くんにひそかな思いを寄せていますが、本当の気持ちは言えないままです。家ではイライラしてつい両親にあたってしまい……。そんな聡子ですが、もっと霧島くんと仲良くなろうとがんばるうちに、次第に周囲の人との関係も変わってきます。単行本発売以来、多くの年若い読者から圧倒的支持を得ている作品の、待望の文庫化です!」
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小学生の頃読んで以降度々読む、きっとこれからも
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人生は素晴らしい。自分らしく生きてこそ人生は楽しくなる。当たり前だけど忘れがちなことを教えてもらった。
勇気を出して行動すると何かがひらくこと。
でも日日はそんなに頑張るのも難しい。
頑張るところと頑張らないところ、いろいろあって良い。良いも悪いも自分次第。
自分が思っているよりもちゃんとやっている自分を他人が見てくれているもの。
変わるのは一つの行動から。
尻上がり的に良くなる本でした。