- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834025941
作品紹介・あらすじ
日本全国にはさまざまな形のしめかざりがあります。それぞれの形に込められた人々の想いとは?お正月に飾られる"しめかざり"の絵本。
感想・レビュー・書評
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2年生の読み聞かせに持っていきました。
時間:15分強
お正月のしめかざりを説明しています。
しめかざりは年神さまをお迎えするための飾りですよ、というような説明や、
素材の扱い方、しめかざりの作り方、日本全国のしめ飾り、飾るものの解説、などなど。
実際に作っている人へ(毎年1500本も作るそうです!)や、素材を集めてくる人、大きなしめ飾りを作ったり飾ったりする人たちへの取材も行われています。
読むのには15分以上かかりましたが、絵も字も大きく読みやすくわかりやすいので、子供にも分かり易そうで、
また大人からしても「日本全国こんなにあったのか!」「藁の乾かし方も違うのか!」などなど興味深いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
しめ飾りの意味や作り方、変遷、日本各地の様々なしめ飾りの紹介などが、すごくわかりやすく説明されています。何より、それらの説明に合わせられた絵が良い。
しめかざりの材料にする真夏に刈られる「青刈り」の場面には、青々とした夏の田園風景で、青い稲を抱えるしめかざり作りのおじさんの絵。この絵の構図がまた良い。人物を大きくし過ぎず、田園風景を見えるようにしてるのが良い。
そのおじさんが作業場でしめかざりを綯っている場面では、おじさんが父から作り方を教わり、そして息子に伝えているエピソードが紹介されてるんだけど、作業場には孫がおじいさんを描いたらしき絵が飾られてる。「伝統は父から子へ、そして孫へ受け継がれる」というイメージが想起される。
宮島のしめかざりを紹介する場面の絵の構図もまた素晴らしいんだなぁ。それは皆さん読んで確認してみてください。ともかく、おざなりに絵を模写的に書くのではなく、その場面で伝えたいことが伝わるよう、絵にこだわりが感じられて、だからこそ説得力がある。著者の森須磨子さんは全国津々浦々のしめかざりを調査・研究されているそう。そのしめかざりはの想いが伝わってきます。 -
しめかざりの意義や種類、生産者の熱い想いが伝わりました。
我が家はしめ飾りを飾る習慣がないですが、想いを込めて飾ってみるのもいいなと思えました。 -
大人も「へー」と言いながら読める
ざ・日本! -
ひとくちにしめ飾りと言っても色々な種類があり、作り方にも習わしがあるのだと勉強になりました。
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日本中のしめかざりを紹介しながら、「しめかざり」というものについて教えてくれる本。
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ちょっとマニアックだったのでかいつまんで読み書かせました。 byママ
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しめかざりのことを知らなかったので、すごく勉強になりました。