- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834025286
作品紹介・あらすじ
赤ちゃん誕生の喜びの賛歌。太陽も月も地球も人びとも、みんなあなたが生まれるのを待っていた!ペアレンツ・チョイス賞などに輝く大好評の本。
感想・レビュー・書評
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娘が小さい頃に読んであげた時は、無表情で、意味がわからないのかな?つまらないのかな?と思ったのを覚えていますが、5年生には、なかなかの面白さだったようです。
独特の色と抽象的な画で惹きつける絵。哲学的でもあり、科学的でもあり、そういう興味を持つ年頃の子にこそ読んであげたい一冊だったかもしれません。命について学ぶ機会が多い、小学中学年から高学年にこそ、とも思いました。
親子で、ゆっくりと、じっくりと読んだ一冊。
「あなたが うまれて とっても うれしい!」
最後の言葉を読んだら、なんだか、娘を抱きしめずにはいられなくなって、つい、ぎゅっと。娘、苦笑。
中学生になってしまう前に、一杯抱きしめておこうと誓った母でした。たぶん、また苦笑されちゃうけど。 -
あなたが生まれた日、地球を移動する動物たちが新しい命が生まれてくると噂し合った。
地球、引力、太陽、月、北極星、潮の満ち引き、雨、木々、大気があなたを祝福しているのだ。
巻末には出てきた自然現象について解説がある。
絵はきれい。
あなたが生まれたとき~系よりも○○ちゃんという絵本の中の人物が生まれたとき~系の方が好き。
あなたが生まれたとき~系は苦手。 -
読み聞かせ 5分
「赤ちゃん誕生の喜びを高らかに歌いあげた絵本ができました。……あなたが生まれることは、動物から動物へと伝えられ、世界中が知っていました。お腹の中にいるときから、あなたが地球で楽しく生きていくための準備をしてくれました。だから、あなたが生まれてきたとき、誕生を祝福する明るい歌声がきっと聞こえてきたことでしょう。……親子でいっしょにお読みください。プレゼントにも最適です。」 -
あなたの誕生を世界中が待ち、祝福した
心温まる絵本
絵がもっと柔らかな温かい感じなら、もっと好きになったと思う -
読み聞かせ4分40秒
いのちを見つめる月間におすすめ。地球みんながあなたの誕生を待っていた。みんな大切ないのち。 -
ちょっと暗いな。ちょっとじゃなくてだいぶ。色彩も言葉たちも、重たい。井上荒野さんの訳は好きだけど子にはちょっと読ませたいかとなるとまた別の話
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テーマと絵がマッチしていない感じがしました。
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子どもが小さいときに何度も読み聞かせたい。
そして、科学に興味を持つようになったら、巻末の解説を読んでほしい。 -
人間ばかりが強くなってしまって、自然界のバランスとかは知らんぷりなわたしたちは、生まれてきたことの意味を、しっかり見つめ直す時間を設けてもいいのかもしれませんね。
巻末の“自然現象”に関する、さらなる解説を読んで、そんなことを考えました。
そして、本文からこれら(生まれたことと自然現象)を結び付ける想像力を持ち合わせていなかったので、素直に驚きました。そっか、生まれるっていろんな生命に受け入れてもらうことなんだよなって。
使ってる色彩も独特です。
訳は井上荒野さん。
“ちいさなえほんや ひだまり“さんセレクトの「10歳までに読みたい こころがゆたかになる110冊」から。