はるかぜのホネホネさん (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 436
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834022414

作品紹介・あらすじ

無口で働き者の青年、郵便屋さんのホネホネさん。入学式や花粉症やお茶会、春祭りなどの春らしい話題を運んでくれます。住民たちの暮らしぶりをなごやかに伝えてくれるホネホネさんシリーズの3作目です。

感想・レビュー・書評

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  • 「ホネホネさん」のシリーズの一冊。
    お話しが始まる前の左側一ページに、桜の花びらが舞っているのが素敵だ。
    全体は白黒なのに、ほどよく桜色と黄色のさし色が利いている。
    ホネホネさんは今回ゆうびんやさんで、自転車で手紙を配達してまわっている。
    自転車の「ギコギコキー」という擬音が何度も現れるたびに楽しく、読み聞かせには良いリズムになるかもしれない。
    ホネホネさんの届けるゆうびんは、そのつど中身が公開されている(笑)
    ページをめくるたびに変わる春の生き物たちの様子も愛らしく、風景とともに、子どもたちがじっくり楽しめるだろう。
    最後は、ホネホネさん自身にもお手紙が来て終わる。
    それも、ガールフレンドのホネ子さんからという、楽しいおまけで。
    季節感にあふれた、楽しい一冊。年少さんから、約6分。

  • 娘より・・・保育園児の頃に読んだ思い出の絵本だそうです。
    「ホネホネさんの目はおひさま、自転車のタイヤが蜘蛛の巣みたいになっているんだよ」と娘が教えてくれました。

  • がいこつのハネホネさんとへび、ぶた、うさぎやりす、フクロウ、ナマズ、、たちが和やかに暮らしている様子はそれだけでほんわかしたきもちに

    1ページずつがたくさん書き込まれていて、おしゃれなので繰り返しページをめくりたくなる

    郵便局の棚の「きって」と「ゆうびん」の本の間にあるさくらんぼの背表紙の本どんな内容なのだろうなぁ…

  • ホネホネさんはシリーズなのですね。
    こちらは3作目。
    初めて読みました。

    3月末から4月初めに読むのにぴったりの内容です。

    ホネホネさんは郵便屋さん。
    自転車でみんなの手紙を配達します。

    手紙の内容はとても春らしい内容。
    川下り大会のお誘い、入学式用の洋服の仕立ての依頼、春のお茶会の依頼、花粉症の診察の依頼。
    ホネホネさんにはガールフレンドのホネコさんから木苺や山菜摘みのピクニックのお誘いです。裏表紙はピクニックの様子が描かれていています。

    ほのぼのする1冊。
    ほとんど線画ですが、ときおり桜のピンクやアクセントに黄色が着彩されていて春らしいです。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00562530

    春になりました。郵便屋さんのホネホネさんは、今日もギコギコキーッと自転車をこいで配達をしています。トリオくんには川下り大会への誘いの手紙、ニョロコさんには入学式の服の注文の手紙、ナマズさんにはお茶会の招待の手紙、それぞれ楽しい春の催しの手紙が届きます。そして楽しい春風祭りの日、ホネホネさんにもホネコさんからハイキングの誘いの手紙が……。ホネホネさんの絵本第3作。(出版社HPより))

  • 6歳11ヶ月の娘
    3歳11か月の息子に読み聞かせ

    いろんなお手紙

  • 2歳4ヶ月。図書館で借りた本。
    図書館で春の作品を集めて置いてあったので選んだ一冊。
    こんなお話物を一緒に耳をすましてくれるようになったのはうれしいもの。
    白黒の線画タッチのイラストは子供には飽きてしまうかしらと思ったけれど、一応聞き耳をたてている。お手紙がまだ何だか知らない2歳児だけど、郵便屋さんは知っているから、郵便屋さんのお仕事が見えたかな。

    読み終わって息子に「手紙欲しい?」と聞いたら「うん!」と言っていた。
    いつか文字を読めるようになったり書けるようになったらお手紙を書こう。そんな思いを膨らませる時間ができたのも良かった!


    何回か読んでるうちに、ナマズさんどこだ?とか、お魚どこだ?と聞くと探すのが好きになって、何度も読んで読んでと持ってくるように!細かい絵を見れて母ちゃんもうれしい!

  • まあまあ

  • 白黒の線画に、一色だけピンク(または薄黄色)を使ったイラストが印象的な「ホネホネさんシリーズ」。がいこつの郵便屋さんというキャラクターが、町のみんなに手紙を配ってまわるストーリーですが、手紙の差出人の特徴ある手紙や、地図のように描かれたホネホネさんが自転車で行く道、各キャラクターのすみかもユニークで見て楽しめる絵本です。ストーリーとしては大事件が起こったりしないので、最後までのほほんと進んでいきます。字が書けるお子さんとは、読んだ後に、日本語でお手紙交換をしたりして遊ぶのも楽しいですよ。字を書くことの面白さを発見できるかもしれないですね。

  • かわいいかわいいガイコツの郵便屋さんのお話。基本モノクロの絵本なのに、桜はちゃんとピンクで、きゅんとした。春だなあ。ピンクってハッピイな色だなあ。最後のお手紙にまたずきゅん。ほのぼのしました。

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