- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834019179
作品紹介・あらすじ
ケンは4年生の夏休みに元船長さんと知り合い、大事な宝物にまつわるお話をきくことになります。七つの海をかけめぐっての、おかしくて、ちょっぴり切ないお話の数々。
感想・レビュー・書評
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面白かったんだけど何故か飛び飛びに眠気が来たみたい、2度聞いたけどなんだか面白いけどいまいち私には心躍らない内容だったかも。なんでかな?
幽霊を治療する話とか、カーニバルで一緒に行った男の子が実はもう亡くなっていたとか、ちょっとホラーなところもありつつも、暖かくまとまっている本だった。
冒険心の溢れた小学生におすすめしたい本。→誰。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
明るい話の中に寂しさもあり。
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ミュージカルと同時進行の読了でした。
たくさん、冒険の世界へ連れていってもらえました。 -
ケンは夏休みに海辺の別荘へ行き、そこでズボン船長さんと知り合う。船長さんの机の上には過去の航海で手に入れた宝物が並んでおり、船長さんはケンにそれぞれにまつわるお話をしてくれるのだった。
実にワクワクする物語です。ぜんそくの治療のために海辺の町にやって来たケンは、船長さんと出会うことで積極的になり健康になっていく。それは船長さんの語るお話に魅了され、自分も何かを成したいと思うようになったから。船長さんのお話によって目覚めた冒険心が、ケンの中で育っていく様子が素敵です。
船長さんの宝物も、オレンジ色の鳥の羽根のようなもの、柄の取れたなべ、コップに入ったどろんとした緑色のものなど、はっきりしないものばかり。そこからドキドキとワクワクの冒険譚が飛び出てくるのだからひき込まれずにいられません。
最後に新たな冒険へと出航した船長さん。色々と深読みすればできるのでしょうが、船長さんが旅立った新たな海は、ケンがこれから出航していく未来なのでしょう。未来への力強い一歩が感じられるラストでした。 -
冒険譚を聞きながら、自分もそれを目撃した気分になり、子供の頃の昂ぶる好奇心を思い出してはワクワクする。「世の中には卵を飲み込むように丸ごと信じた方がいいこともある」という魔術師の言葉が好き。ミュージカルで登場していた「不思議は不思議のままでいい」が見当たらず。このミュージカルに関しては、年明けの新国立劇場にご注目あれ。
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大人になっても楽しめる、イイお話がいっぱい。
マジシャンが連れている片目の子猫や、
藻のおふとんなど素敵な単語が満載。 -
子供の頃に何度も繰り返して読んだ本。この本を読んでから船乗りを夢見ました♪
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大人が読んでも面白いんじゃないのかな〜。歳なんか関係ない、男同士の友情☆
小学校四年生の身体の弱いケンがズボン船長さんと知り合って、今までの航海の話を聞き・・・物語に引き込まれていきます!さすが角田さん!