- Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834017595
作品紹介・あらすじ
のら猫のトムはついに、飼い猫になりました。が、ある日、飼い主のランスさんが大怪我をしてしまい、トムが代わって稼ぎに出ることに。仕事は、自慢の足をつかったネコのタクシー。運賃は一ポンド。タクシーは、たちまち町の評判になりました。ケーキを運び、救急車になり、泥棒を追いかけ、トムのタクシーは大忙しです! ネコ専門の獣医さんが書いたほのぼのとしたお話です。ユーモラスな挿絵の、ネコの魅力いっぱいの幼年童話。
感想・レビュー・書評
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かわいいし、楽しいし、まわりの人々は優しいし、全体的にポジティブでとても素晴らしい本。
作者が獣医ということに驚き。文章はとても優しく、一般的な作家以上だと思う。
ネコの生態が織り交ぜてあるところも現実味があってよい。
このような最高の本をもっと見つけたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★★★
ノラネコのトムは、タクシー運転手ランスさんの飼い猫になりました。怪我したランスさんの代わりにネコのタクシーを始めてランスさんをお手伝い。町のネコを魚市場まで乗せたり、おばあちゃんから孫娘への誕生ケーキを運んだり、強盗を目撃したり…
★★★
10章に分かれた童話。イギリスの海辺の町の描写がとてもよく、文章では大人も満足できます。続編「ネコのタクシーアフリカへ行く」があります。 -
のら猫のトムは、飼い猫になるという夢を持っていた。
タクシー運転手のランスさんの飼い猫になることができ、ランスさんが足のケガを負ってからはネコのタクシーの運転手として働くこともできた。トムには「だれよりもはやく、遠くまで、つかれないで走る」という特技があったので、これを活かすことのできるピッタリの仕事だった。
トムがタクシー運転手として働く中で、いろんな人やネコを助けることができて、ほのぼの暖かいおはなしだった。
トムが灯台に閉じ込められて、灯台の光がネコもようになるところ、楽しいポイントです。 -
「まったくおどろいた。トムが、お金をかせいでくるなんて。わしは自分の考えを変えなくてはならないようだな。ネコもタクシーができるんだ。」
タクシー運転手のご主人がケガをしたのをきっかけに、
飼い猫トムはネコのタクシー運転手になりました。
エンジンはついていなくて、自分の足で走ります。
小さいタクシーなので人間は乗れませんが、
トムのタクシーは大忙し。
よく練られていて面白いお話だった。
ノラネコたちはお金なんて使わないけれど、お金の落ちている場所はよく知っている。これは本当にそうかもしれないなぁ。
トムの、人(ネコ)役に立つ喜びや働く喜びが伝わってきて
わくわくする。
1年生~3年生向け。
作者の南部さんは、キャットドクター、ネコ専門のお医者さん。ネコのことはよーく知っている。だから、読んでいて楽しいんだろうなぁ。 -
自信をなくしかけたとき、自分を無条件に受け入れてくれる人に出逢い、その人のために役に立つ喜び。
満たされる。。。。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/730157
ケガをした飼い主の代わりにタクシー業を始めた猫のトム。
乗車賃は1ポンド。トムの車にエンジンはついてないのでトムの足で動かします。
日常にファンタジーが溶け込んだ素敵な世界観。 -
可愛らしい主人公が一生懸命に自分の役割を果たそうとする姿に、見ていて元気が出ます。
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とても面白い本でした。
ネコの絵が愛らしいです。 -
表紙でジャケ借り(図書館)しました。
印象通り働くねこが一生懸命でかわいかった!
挿絵が多くて絵本の発展版みたいでした。
読み聞かせをするのにも自分で読むのにも良さそうで、買って甥姪にプレゼントしました。
自分用にも買おうかなと思ってます。 -
4歳には長かったかなと思って、少しずつ読みたした。明日は4からねと、長いのは長いので、続きがあって楽しんでました!