- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834015805
作品紹介・あらすじ
ぐうぐうぐう、とらのとらきちはゆめをみます。ねむいねむい。3才〜小学校上級むき。
感想・レビュー・書評
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ぐう ぐう ぐう
とらの とらきちは
ゆめを みます
ねむい ねむい
シュールな絵本。
表紙のみどり色のトラの後ろの木、実はこれもトラなんです。
木の幹にパズルみたいにトラが挟まってる。
このシュールさにやられました。
他トラは他トラ、自分は自分、なマイペースなトラキチがかっこいいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この世界観、不思議で面白い。トリックアートのような、でも、言葉は優しい。
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ダリの絵から迷い出て来たトラ。
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ぐう ぐう ぐう
とらの とらきちは
ゆめを みます
ねむい ねむい
難しい絵本です、読み方、解釈の仕方がさっぱり分かりません
そのつかみ所のなさや、展開の前衛的でトンデモ感がつよつよのお話に、子どもの頃は恐怖を感じていました
改めて読み返しても、やはりちょっとこわい
でも自分で声に出して読んでいると、現実ではあり得ない状況であっても夢の中では受け入れられる時のような、面白白昼夢を見てる時のような、不思議な心地になります
西瓜みたいな寝姿のみどり色のトラは、夢の中でも夢をみたりするんだろうか
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2023.1.18 5-1
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ビリケン出版 1999
『ママですすきですすてきです』のタイガー立石さん。
とらの夢の中へ一緒に行こう!
ぐうぐうぐう、とらのとらきちはゆめをみます。ねむいねむい。3才〜小学校上級むき。 -
バイブル
息子6ヶ月も読み聞かせするとじっと見て何か考えてます。 -
再読。眠りに近づいていくものの、氷の震えみたいなかすかな呼吸をまねるとき、ほんとうの自分自身はここにおらず、ただ、魂の脱け殻の肉体をすわらせて、昼でも夜でも関係なく、目を開けたまま見られる夢を見ている。
きみは眠耳をぴんと立て、足裏から現実を蒸発させる。瞼を透かす強烈な光を求め、不確かな骨格で暗喩の円周へと移動していく。
時間、空間、温度を越えて覆っていくのは幻想的なうつくしさと幻想としてのうつくしさ、そして現象としてのおそろしさ。耳鳴りがするほどの静けさが騒々しい。にぎやかな孤独の王国で、今日もおやすみ。 -
不思議な世界に引き込まれていく。
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おとなになって買い直した大好きな絵本