こねずみとえんぴつ (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
4.32
  • (9)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 77
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834009064

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 字は小さいが読みやすい

  • 色合いがきれいなのと、動物たちの表情や動きがとても躍動感があって、素直に楽しいと思った。
    ただ動物に比べて、子どもの絵がいまいち。
    あと少しお説教臭いのはソ連の頃のお話だから?
    子どもたちの寝る前にひとつづつ読んであげるのにいいかも。

  • 絵もお話しもかわいいわ

  • 日本で出版されたのは82年だが、ロシア(当時はソ連)では66年。だから絵の色使い、印刷具合がたまらなく懐かしい感じ。昔の本は今のようにいろんな色は出せず、多色刷りはお金もかかったので、特に子ども向けの絵本などは少ない色数を重ねたり濃淡をつけたり工夫してフルカラーに見えるようにしていた。そういう絵が今見るとちょっとおしゃれに見えるのが面白い。
    この本は内容もよく、小さい子どもに読み聞かせするのにぴったり。大きい本ではないし、字もそこそこあるので、多数の子どもにではなく、あくまで大人一人にせいぜい子ども二人くらい。親が寝かしつけの前に読んでやるのに向く。
    しかし、なんと言っても絵がすばらしい。しっかりデッサンを学んだ人がのびのびと描いた線はハンス・フィッシャーにも似ている。動物たちはイキイキと表情ゆたかな上、その動物の特徴がきちんと描かれている。「にゃーおといったのはだれ?」の子犬が好奇心一杯に駆け回る様子、猫のかくれんぼを楽しむようないたずらっぽい表情。「ひよことあひるのこ」で溺れた後、自分は泳げないとわかったひよこの憔悴した顔。子どもや動物が着ている服は無地か水玉かチェックかストライプで単純だが、可愛い。特にハエ(!)が赤地に白い水玉のネッカチーフをしているのが狂おしいほど可愛い。
    クリスマスやサンタクロースの宗教色を排除した最終話はソ連時代を伝えて、歴史的価値あり。

  • 小学校低学年のころ、何回も読んでいた本。題名も作者も覚えていなかったけど、やっと見つけられた。
    明るくて楽しい話ばかりで、柔らかい線と綺麗な色の絵が心地よかった(はず)。

  • 表参道の絵本の専門店、クレヨンハウスで手に入れました。動物たちが生き生きと描かれたイラストが素敵です。

全6件中 1 - 6件を表示

ステーエフの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
モーリス・センダ...
A.トルストイ
エドワード アー...
トミー ウンゲラ...
ドン フリーマン
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×