- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834007022
感想・レビュー・書評
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イギリスの田舎が舞台、作者は19世紀末生まれの女性、女の子の日常あれこれほっこり話。…という私がさいきん凝ってる系統の児童書。
これは「昔好きだった本」ではなく、この冬に図書館で初めて知って気になっていたところ、ブックオフで190円だったので購入。
家具やら小物やら布やらが可愛い、という定番の感想と。
「ほかほかのバターつきスコーンと、こな砂糖をかけたケーキ」
「あぶったマフィンにバターをぬり、さめないようにストーブにのせたふたつきのうつわにいれておく」
「おかあさんはいつも土ようびの朝にケーキをやく」
「肉じるをすわせたパンを、フライ・パンでじょうずにこんがりやく」
「おとうさんのつくったたまねぎをいためて、そのパンにのせる」
→はいぜんぶおいしそう、というこれまた月並みな感想と。
なんてことないおはなしなんだけどなぜかこういうのをいま読みたい。なんでだろ。
※巻末の作者紹介のしょっぱなが「学校教育を認めない父親に従い独学」。若草物語のベスも「私はひとりが好きなの」とかいって学校には通っていない(妹のエイミーは通っているのに)。長靴下のピッピも「ピッピは、やっぱり学校にはいかないことに決めました」で始まる話があった。
学校とは?義務教育とは?これもさいきんのテーマ。 -
布や紙の質感にうっとりすること。ものを作るのが好きなこと。素敵なものを見つけると家族に贈りたくなること。本の中の食べ物にお腹がぐーっとなること。そうゆう今ある感性や興味や考え方の根底にこの本があると思います。たからものです。
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小さい頃から大好きなお話。お店でお留守番をしたり、端切れでティーポットカバーを作ったり、屋根裏部屋の掃除をしたり、小さなティーセットでお茶会をしたり、お洒落してパーティに出かけたり、小さなワクワクがたくさん詰まってて何度読んでも素敵な気分になれます。
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かわいい家族にかわいい絵で、今でも大事に持ってる。
これを読んで憧れてくそまずいタマネギ炒めを作った。 -
小学生の頃、何度も学校の図書館で借りて読みました。
かわいい物語です。 -
あたしが小学校で出会った中で、一番素敵な本!!この本に出会えて本当に良かった!!
本の背表紙の可愛らしさと鮮やかな水色に一目惚れして、思わず手に取ってしまいました。
本の中に出てくるエピソードも優しく可愛らしくて、今でも憧れてしまいます。 -
風邪ひいて学校を休むと読んでいた。
ぜんぶのおはなしがだいすき。
あるくはやさでいきている。だいすき!