- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833450690
感想・レビュー・書評
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ロビイング=パブリック・アフェアーズ=ルールメイキングについての本
企業にとってのルール環境の整備の重要性を、簡単なケーススタディと共に学ぶことができる
簡潔でさらっと読めるところも良い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロビイングの「バイブル」というほど実践的ではない。
ロビイングの考え方とかなりざっくりな事例紹介本。
欧州や米国の政策決定プロセスを簡潔にまとめていたり、実用性もあるが今ひとつ実践に生かすには物足りない。 -
2021.53
政策起業家研究で、ロビイストとの違いを明確にするための研究。
本では「企業」が「公益」のために「自社製品の売れる環境をつくる」活動とあったが、果たしてそれは可能なのか?
商品やサービス次第では可能かもしれないが。。 -
ロビイング活動、ルールメイキング活動がネガティブにとらえられていることへの問題意識と短いケース紹介が中心の本。具体的な方法論はあまり書いていないかな。
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バイブルというより、ケーススタディ集です。
規制だけでなく、マスコミも含めた広い意味でのPR活動の重要性を解くと同時に、その人材が日本に足りないため、日本の国際競争力の低下を危惧している愛国的な面も。
行政とのつながりながら、仕事をたまたま経験しているので指摘の重要性は理解する。さすがに議員を通じて立法までは、ちとハードル高いなぁ、と。 -
本としてどうか、この本がバイブルと言えるかというのは別として、社会を知る上で、仕事する上で知っておいた方がいい基礎知識という意味での評価。国連関係はこの世界。日本でもっと表に出すべきというのは同感。
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日本人がいくつかマインドセットを変えなくてはいけない。
・ルールは与えられてからでは遅く、作っていくもの
・相手の文脈のなかに自分の主張をのせる
・腹を割って誠実に話したり弱みを教えたりことは美徳ではなく、白旗をあげて標的を教えようなもの
・自社商品の強みではなく、社会問題や公益のかくあるべしビジョンから話を始める -
160924 中央図書館
政策決定を誘導操作したり、企業活動に対するステークホルダー達をうまく説得する、という表面的な話だけでない、ということはわかる。なにごとも周囲を巻き込んで共感を作るほうが勝ちだということは当然。
ただ、僻目でみれば、コンサルやフィクサーや宣伝マンやシンクタンクの、レーゾンデートル正当化の・ようなものにも見える。大きな会社であれば、自社で育成している部分も多いが・・・。 -
世の中はルールが支配する。