- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833440257
感想・レビュー・書評
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リモートワークが中心の社会になって、フルーランスの私は圧倒的に働きやすくなった。仕組みもだけど、心理的にも。
取引先の企業の方と話したり、一緒にプロジェクトを進めたりしていると、この人たち(中高年)が変わらないと会社は変わらないんじゃないかなと感じることがよくある。
「若い人はすぐ辞めるから」
「あの娘がネックになってるけど、正社員だから辞めさせる訳にもいかないし」
なんて愚痴を聞かされると、社員さんが可哀そうだなと感じる。
そして、ネックになっているというその社員がまんま、愚痴を言っている役員さんにソックリだったりするのだ。ある意味で犠牲者だなと感じる。
そんなことを最近感じていたんだけど、それに近いことが本書に書かれてあって、「そう!そうなんですよ!」と激しく共感した。
日本はまだ考え方がずいぶん遅れていて、むしろ退化しようと抗っているのが中高年の一定層にいる。そこが大きく変われば、日本もバーン!と変わるんじゃないかな、と感じる今日この頃。とは言え、私も愚痴を言っていないで、失敗しながら私にできることを一歩ずつ進めるしかない。
ところで、プレゼンについての感想は、「プレゼン≒書く」だと感じた。精緻なところは違うけれど、伝えるという共通テーマに則って言えば、考え方に同質性を感じる。だから抵抗感がなくて、むしろ刺激は少なかったんだけど、澤さんの構成は書くときにも使えるとヒントをもらえた。それに、澤さんの相変わらずの潔さがよい。特に巻末の伊藤羊一さんとの対談。現状の日本の問題点と未来視点、おふたりのスタンスが赤裸々に綴られていて、今の考え方や肌感覚、行動に背中を押された気持ちになった。
行き当たりばったりでもよくて、面白がれることをしようと思うし、未来はこれからさらに変わりそうな予感がする。
未来志向で、楽しみを見つけながら仕事したい人にオススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」
著:伊藤 羊一 ・ 澤 円
本書は、多くのビジネスパーソンが仕事で取り組む「プレゼン」を軸に、その効果的なメソッドにとどまらず、広く仕事の意味やこれからの時代の働き方、来るべき未来の世界像についてまで幅広く考察され、熱く語られた一冊である。
本書は著者二人により①思索②行動③対談の三部構成となっている。
年間300回程度、ほぼ毎日のようにプレゼンを行っている著者二人。数だけではなく、もちろんすごいのは中身。ものすごい熱量を持った二人により、共通している「プレゼン」をテーマとして書かれている。
自分軸ではなく、他人軸、過去ではなく、未来。
そしてそれを踏まえた上で今を大切に生きる。
輝かしい成功だけではなく、過去のトラウマや失敗等から展開されていくサクセスストーリーは物語として読みやすい。
そしてサクセスストーリーはここが終着ではなく、前を向いている二人による未来像が対談により模索されている。
読んで元気をいただける一冊。 -
この本、この二人最高⤴️⤴️
日々配信してくださるVoicyも目から鱗、役立ち捲り‼️
Voicyパーソナリティー2人による共著|【プロ会社員】寧華 #note #はたらくってなんだろう https://note.com/ruly_yasuka/n/n3ec190d2b3c6
関連投稿
https://note.com/ruly_yasuka/n/n33b0d8f6f3ce -
Voicyでいつも拝聴している、プレゼンの神(帯より)伊藤さん・澤さんそれぞれのキャリア→プレゼン論、そしてお二人の対話からの仕事論。
それぞれのコーナーは別々で書いているはずで、当然これまでのキャリアは全然違うし、その意味で2冊分の価値があるのだが、結局同じようなことを言っているのが面白い。細かいところだとプレゼンの作り方まで一緒…
お二人の仕事観は非常に合理的で共感できる。Voicyと併せてオススメです。 -
『1分で話せ』の著者×カリスマプレゼンター=プレゼンと生き方の本
思索編、行動編、対談の三部構成
思索編では失敗と挫折の歩みから働き方・生き方のメッセージまで、行動編ではプレゼンが苦手な人に向けた実践的なノウハウを、両者がそれぞれ語る
伊藤羊一
・人は変われる
・うつ病で苦しんだ、どん底の新人時代
・プレゼンとは相手を「動かす」こと
・相手になりきって「妄想」する
・現在→過去→現在→未来
澤円
・データになっていなければ世に存在しない
・僕はずっと自己肯定感が低かった
・プレゼンは、プレゼント
・相手に興味を持つことからプレゼンははじまる
・エピソード+問題提起+結論
“プレゼンの神”から共通項を学べば未来が変わる -
年間300回のプレゼンを行う、伊藤羊一さんと澤円さんの共著。プレゼンに掛ける想いやテクニックのほか、人生において大切なものや自らが「在り方」を考えて自らが変えていく、といったことが述べられています。
自分がこの本を読んでいて、なるほどなと思ったのは、プレゼンは聞き手にとってハッピーなストーリーをプレゼントする、と書かれていた箇所です。プレゼンで大事なのは、聞き手にとってのメリットや相手に持って帰って欲しいお土産エピソードを渡してあげる点だと述べられています。これはプレゼンに限らず、職場の会議での発言や同僚などとのちょっとした会話にもこの考えを採用できると思うし、又プライベートに応用したらきっと今より良い人間関係を構築できるかもしれません。
自分の在り方とは、自分はなにができるのか、どうありたいのか、といったこと。そういったことを自分の頭で考えて、自分の意思で選択し自分で判断したことを言語化していく。この本にはそのヒントが記されています。 -
なんてお得な本だろうか。
伊藤羊一さん、澤円さんのプレゼンの技術論の要約が凝縮されていて、しかもこれからの時代を生きる全ての人へのメッセージが込められている。
45の私が読んでも感動したが、特に若い人、就職する前の人にも読んでもらいたい。 -
flierでの紹介きっかけに、購入。
本文中でも言及されているが、著者二人の考え方は重なるところが有りつつ、それがテクニックとしては違って出たりするのが面白い。 やはり伝えることで動いてもらう、ということがプレゼンでは大切と再認識できた。 -
タイトルの通り、未来を自分で創っていくという考えが大事だという事が分かる本でした。
自分がどうしたいのかを考え抜いてプレゼンや仕事に活かしていく事で自分や周りの未来を創っていく事が大事だなと思いました。
伊藤羊一さんの『1分で話せ』『0秒で動け』も読んだ事があるので内容はそれと重複する部分もありましたが、澤さんのお話も加わる事で、やっぱり大事な事は共通しているなと感じました。