ほんとうは仕事よりも大切なこと

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833420150

感想・レビュー・書評

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  • ネットでみかけた「愛するということは、互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめるということ。」という言葉に引かれて読んでみた。

    元トリンプの社長が書いた本。

    前半はよくあるワークライフバランスをとろうという趣旨の内容だったが、
    後半は夫婦が仲良くやっていくための内容になっていた。

    こういう夫婦もいるのか~と面白かった。

    「年をとった夫婦が手をつなぐ事のどこがはずかしいのか」
    には同意するな~

  • 自分にとって本当に大切なことは何なのか。
    仕事が大切なら朝から晩まで仕事をすればいいし
    家族が大切なら平日の夜や休日は家族とゆっくり過ごせばいい。
    それぞれ得られるものは違うのだから、どちらも大切にすればいいと思う。
    ただ会社で過ごすことが人生の全てではないし、本書の言葉を借りれば「仕事の生きがいなんて、あくまで期限付き」であることを忘れちゃいけない。

    「結婚を考えること、それは、いまの自分の働き方を見つめ直すこと」
    結婚するとかしないとかしたいとかしたくないとかじゃなくて、それは人それぞれでいいと思う。ただ、自分が本当に望む生き方ってどういうものなのかを考えて実行できている人って少ないんじゃないかな。今の自分を正当化したいがために、目的と手段を取り違えている人もいるんじゃないかな。
    自分の生き方について考えるきっかけになる本だと思います。

  • 著者がトリンプで「残業ゼロ」を取り組んでいた背景が理解できた一冊。
    あと結婚観について、男性(夫)側だけでなく、女性(妻)側からの話が書かれていたのもとても参考になった。

  • タイトル通り、今までの著者の本の内容とは一線を画す、結婚観と人生訓の本です。
    おいらも出来るだけ効率良く、早く帰宅して充実したプライベートをもちたい。

  • 婚約者と絶賛喧嘩中。恋愛にルールはないから、自分のルールと合わない人とは恋愛も結婚もするべきではないと思いつつ話し合いを控えた夜。
    どうせならこれを婚約者に読んでもらいたい。
    2017.09.29

  • 家庭を大事にしたいという気持ちが強い私にはとても共感できる本でした。
    こんな家庭を築きたいので、パートナーには是非読んでほしいと思った一冊。
    ただ、職場環境によっては今の日本ではなかなか実践できないかもしれません。
    環境的には難しいけれど、それでもお互いを思いやり同じ方向を向いて共に過ごす時間を大切にできればと思いました。

  • 夫婦のあり方について書かれた本。
    フランス人の妻ダニエルさんの考え方生き方を少しでも学ばせて頂いた。
    子はかすがいにしてはいけない。
    これからは、もっと妻と会話をしよう!

  • デッドライン仕事術等で有名な吉越さんが、夫婦円満の秘訣を紹介しています。「愛し合うとは見つめ合うのではなく、二人で手を取り合って同じ方向を見つめること」というフランスの諺が印象的。

  • 「愛するということは、互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめるということ。」
    この考えが前提にあり、資本主義ならぬ妻本主義。資本主義の財貨に相当するものは、妻本主義では「夫婦で一緒に過ごす時間」に相当。
    妻本主義とは妻の日常に寄り添うこと。

    読み終えて、改めて妻の偉大さを感じました。人生の最期に「ありがとう」と言われるよう夫婦添い遂げたいものですね*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

  • この世代の男性にしては(おそらく)珍しく、率直にフランス人の奥様への愛情を著した本。人生で大切なのは仕事ではない。同感する点が多かった。ただ難を言えば、ワークホリックの夫にまったく共感してもらえず、夫への失望が大きくなってしまったこと。

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著者プロフィール

1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタカフェを経て、1983年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。1987年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、1992年に同社の代表取締役社長に就任。代表取締役在任中に19期連続増収増益を達成。2004年に「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出される。2006年に退任し、現在は、吉越事務所代表。

「2016年 『気力より体力 一流のコンディションを手に入れる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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