- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829625866
感想・レビュー・書評
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前作も好きだけど、スピンオフのこちらもすごく良い。美山の恋愛観が人生観とほぼイコールなのが、哀しくも愛しい。作中にある『恋をするということは自分の心の制御権を手放すことだ』この一節に激しく同意。それがわかっていながらも、久保田に心を傾けてしまう美山がたまらない。珍しく美山視点のみだったので、美山を通して見る攻の久保田の男ぶりの良さを堪能したり、意地っ張りでかわいい美山を感じたりしながらあっという間に読了。このお話、好きです。
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プライドツンドラだけど本当は脆いという設定に弱い 短編はすごいベタで普段ならちょっとこれはと思うような展開なんだけど心から良かったねと涙してしまうマジック 2人ともガチンコで公私共にパートナーやっているの最高に格好良いねという頭の悪い感想
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ページをめくる手が止まらなくて一気読みしてしまいました!
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デザイナー×トップモデル
母に愛されず、思春期の頃から男に養われ、磨かれてきた美山
トップモデルでありながら、年齢的なものも感じている頃、新進気鋭のデザイナー久保田と知り合い、彼の懐の広さに惹かれていく
そして彼と彼の夢に踏み出そうというときに昔の男が現れて… -
ファッションデザイナー×モデル。モデルの靫彦がなかなか口も辛辣で態度も角が立ってるんだけど、不思議とそんなに嫌じゃない、攻めがそう感じてるからなのかそういう風に書かれてるのかな。攻の久保田はめっちゃいい男…攻めの包容力、大変ポイントが高い。割とホモ多発+業界的に許容されてる雰囲気なのはまあ置いといて、するする読めた本。
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あ、スピンオフだったのかー!(家にあるのに)
凪良ゆうさんは本を買うものの、重い話かもしれん、、と思い積んでしまう傾向がありますw
過去は重いけど、会話は軽快で暗い雰囲気にならず面白かったです。一冊の完成度がずば抜けてる作家さんの一人です! -
大好きな1冊。もう何度読み返したかわからないです。
不器用で意地っ張りで健気な美山がとにかく愛しい。
抗いつつも久保田に惹かれて恋に落ちていく過程がなんとも切なく甘く苦しい!
美山の心情なんかは、恋をしたことがある人なら誰もが共感できる点が実は多いんじゃないかと思います。
365+のスピンオフですが、わたしはこちらのが好き。