盗賊たちの狂詩曲(ラプソディ)―ソード・ワールドRPGリプレイ集スチャラカ編(1) (富士見ドラゴンブック)
- KADOKAWA(富士見書房) (2006年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829144763
作品紹介・あらすじ
アレクラスト大陸の西の平原地帯には、10もの都市国家がひしめきあっていた。かつてこの地に栄えた王国の、10人の子供たち=テンチルドレンと呼ばれる西部諸国である。その一国「夢見る都」リファールに6人の冒険者が集まった。専業戦士のザボ。怪力吟遊詩人のユズ。魔術師のケッチャ。ドワーフの神官戦士ディーボ。ハーフエルフの盗賊アリシアン。エルフの精霊使いケイン。誰が呼んだか「スチャラカ冒険隊」の、これは最初の冒険の記録である。元祖ソード・ワールドRPGリプレイ、ついに復活の第1巻。
感想・レビュー・書評
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『アルセイルの氷砦』よりもさらに昔の作品だが
なるほど今に通じる面白さがある
逆に言うと20年経ってもこれほどしか進歩していないともいうべきか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TRPGの元祖リプレイ本。TRPGを面白そうだと思いつつ、楽しさがいまいち分からなかったのだが、本書ではルールなり進め方なりから説明してくれるので、「TRPGってそうやるのか~!」と目から鱗が落ちる思いだった。キャラクターメイクから解説し、プレイヤーは初心者ばかりなので、易しい。ゲームマスターがとても大変そうだ。楽しかったので、次も読むかな。
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ソードワールドが一番解りやすくて自由度が高いTRPGだと思います。
その魅力がたっぷり味わえるのがこのリプレイ。
キャラクターたちがとてもイキイキとしているし、会話が楽しい。
相方に借りて知ったリプレイという形の本と初めて出会ったのは20年以上も前なのだと改めて実感。
ページをめくると未だに色あせず、その頃の思いが胸をときめかせてくれます。 -
多分、この本が、1番最初に読んだTRPGのリプレイ集だと思います。
わたしは実は、ここからRPGに入ったはずです。10年ぐらい前のことだと思います。*1
わたしの印象では、このスチャラカパーティの人たちは、よくわからない田舎町での冒険だったと思っていたのですが、今読むと、けっこう街のこととか、しっかりした設定がありますね。
なんか、楽しそうで、きれをきっかけに、RPG遊んでみたい熱が出たんですよね。遊ぶのは、それから5年ぐらいたってからの話になるのですが……。
そういう、わたしにとっては原点な1冊です。
キャラクターも、素直な爽やかさんが多いですよね。とても、わかりやすいです。
最近は、オランや、オーファンなど、都会が舞台になることも多いのですが、テンチルドレンのこの雰囲気も、すごく好きです。 -
人生で初めて読んだテーブルトークRPGリプレイ。
ソードワールドにハマったのも、TRPGにハマったのもこれがきっかけ。
たまにでてくる関西弁がアットホームな雰囲気でいいんですな。
人間を襲わないモンスターを討伐していいのか、という異色のシナリオもすごかった…(何巻だっけ:爆)
イラストレーターの草彅さんにハマったのもこの作品がきっかけです。
ソードワールド知らない人でも楽しめるし、普通に読み物として読めます。面白すぎ! -
リプレイで最初に面白いと思ったのはスチャラカかな?もうあまり覚えてませんが(汗)。
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持ってるのは旧版ですが。今見ると時代を感じるけど、TRPGプレイヤーの入門書としても良書。姫戦士もえ。
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一番好きなリプレイ1巻目.全3巻.何を置いてもまずスネア!