カオス レギオン04 天路哀憧篇 (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 133
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829116289

作品紹介・あらすじ

「ノヴィア、そんなに吠えると、ジークに嫌われるぞ。蔵の番犬みたいだぞ」。「い、犬…。泥棒猫みたいな人が、何を言うのっ!」あの頃の私たちは喧嘩ばかりだった。今ならその理由がわかる。キリが私にないものをたくさん持っていたからだ。自由で、強くて、誰とでも仲良くなれて。それでも、私にとって初めての同い年の仲間だったし、本当はキリと一緒に行ってみたかった。ジーク様が言っていた「全てが終わり、全てが始まる場所」-そう、海へ…。大幅加筆で生まれ変わった、大人気ファンタジー長編。

感想・レビュー・書評

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  • カオスレギオン第六弾。
    ノヴィア、友達と海を見るの巻。

    ウブカタ作品で海を見るのは、そう言えば始めてだったかもしれません。ジークの設定にも由来しますが、カオスレギオンは「陸」「海」「川」「道」「街」のような「場所」の描写が凄い共感できて好きです。

    キリはある意味反則。こういうのずるいですよね。切ない。

  • なげぇなぁとか思ってたけど面白かった……

  • シリーズ第6巻。ジークとノヴィアはドラクロワに与する〈運びゆく者〉たちを追い求め大河を下る。そんな旅の途中で出会った少女キリは、ある病に冒されていた。amazonが表紙画像を出してくれないから、思い出すのに相当時間がかかりました…。

  • ノヴィアと同年代の女の子、キリが登場。ノヴィアとキリの関係の推移が、とても面白い。そして読める展開だけども、やはりそうなっちゃうのね・・・。うう。ジークの頭の上に乗っかってるアリスハートって、すげぇ良い絵だと思う(笑)。

  • ああ、もう言葉がでません....。


    キリのキャラがツボだったせいか、個人的にラストは頭が真っ白になりました。


    沖方は神です!

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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