東大がつくった高齢社会の教科書

  • ベネッセコーポレーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828866208

感想・レビュー・書評

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  • 高齢社会について網羅的、かつ体系的に学ぶことができる。統計などの事実だけでなく、学問的な位置づけについても触れられていてとても良い。
    韓国とシンガポールの高齢社会化は2027,中国は2037年。
    男女の平均寿命の違いは体の作りの違いもある。出産による死亡率もある。たばこなどの生活習慣の違いもある。
    不安と答える人が増え、長い気がリスクの時代。
    平均寿命とは別に、死亡時年齢最頻値として最も死亡する人が多いと推計される年齢があり、85歳と91歳
    老後の3つの過ごし方サクセスフルエイジング。離脱理論、活動理論、継続理論
    家族に肉体的、精神的負担をかけることが一番の心配
    ソーシャルサポートには、手段的サポートと情緒的サポートがある。
    配偶者のいない男性の2割は頼る人がいない。

  • 今後はというか、今もですけども、まちづくりだって、法案作りだって、高齢社会を見据えた形で推進されていきます。たとえばバリアフリーについて。今歩行困難な高齢者などが増えてきているとすれば、今後10年でもっと増えることは目に見えている。ならば、今からバリアフリーな社会にしていくのは当然のことになります。特養老人施設などの施設を増やしたり、サービスを最先端のテクノロジーで、今後足りなくなるゆえに負担が増える介護士への過重労働を減らしたり、様々な、今後の方向性がこの一冊で網羅的にわかります。ただし、ぐっと踏みこんで語ってくれるような深さはありません。各分野をしっていくための端緒というか、入口からその先のちょっとした展望を教えてくれる程度です。そうはいっても、本書を踏まえないと、高齢社会の深いところまでいくことはできないでしょう。足がかりの一冊、とでも言うといいかなあ。

  • 高齢者検定に向けて読んだ。高齢社会について、網羅的に基本知識を身に付けたい人向けの良書。

  • 367.7-トウ  300303302

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著者プロフィール

東京大学高齢社会総合研究機構
東京大学高齢社会総合研究機構

「2017年 『東大がつくった高齢社会の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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