さあ、学校をはじめよう: 子どもを幸福にする青年社長の教育改革600日
- ビジネス社 (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828411583
作品紹介・あらすじ
設立わずか10年余りで東証1部上場企業になった居食屋チェーン「和民」の社長・渡辺美樹。彼の企業家としての業績は、作家高杉良の『青年社長』のモデルになったことでも有名である。また、著作『社員への30通の手紙』などはベストセラーとなった。その渡邉が学校再建、教育改革のために私財30億円を投入する。その動機は?そして明らかになる私学経営者の無知無能。ぬるま湯につかった教師のだめっぷり。毎日600人が遅刻する生徒のしつけの悪さ。そんななか大鉈をふるって学校を変えていく改革の手際の良さとテクニック。日本の教育改革はこの学校から始まるといって過言ではない。学校関係者や保護者はもちろん経営者・ビジネスマンにも参考になるはず。
感想・レビュー・書評
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ワタミフードサービス社長の渡邉氏が行った教育改革の自筆ドキュメント。渡邉氏の信念が伝わってきて、一気に読むことができた。夢を設定し、それを実行させる教育。それは理にかなっていると思う。そしてあいさつなどの基本行動ができなければ夢は実現しないのだということも。ただ、基本的な思想は共感できたが、これはあくまで改革期だからこそ成功している施策であり、今後安定運用させていくにはまた新しいしくみを構築する必要があるように思った。そこからが本当の勝負なのだろう。
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現在、あらゆる分野で活躍されている、ワタミグループCEOの渡邉美樹社長の一冊。
この本で渡邉社長を知り、「こんな人がこの世にいるのか!」と衝撃を受けました。 -
この本だけを読めば、素晴らしい人だと思う。ただ『子供達のためだったら自分に犠牲を払ってでもどんなことでもしなさい。それができないならあなたは教師に向いてない、教師は辞めなさい。』という論調が嫌い。
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教育の実践論.360度評価などが,うまく機能するのかは評価が待たれる.
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渡邉社長が仰る「教育を変えよう」という姿勢が、痛いほど伝わってきます。私も年を取り、「最近の若いもんは・・・」などの愚痴が口をつくようになりかけてきましたが、手を拱いているだけでは日本はダメになります。だからこそ渡邉社長の熱き想いは、教育界に是非にでも浸透させていただきたいですし、子を持つ親として微力ながらもお手伝いがしたいと心から思いました。そして子供の教育において、何よりも親である私が哲学を持ち、人格を磨き上げなければならないと自省いたしました。
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上場企業の社長である渡邉社長が学校をはじめ、教育改革を行う、郁文十訓は、人として生きる上で必要なことがまとめられ、子どもが大きくなったらぜひ読ませたい。
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最高にためになる本。
ただ信じきれなければ、難しい。
いや、だれでも出来る・成れるやね -
ワタミ社長の郁文館理事長就任ドキュメント