- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827212785
作品紹介・あらすじ
プロコーチ養成スクールで一数多くの優秀なコーチを輩出する主任講師が教える「コーチングの教科書」。YouTubeチャンネル登録者1万1400人、動画再生回数は465万回以上!コーチングの根本にある考え方と基本的なスキルを解説し、前向きに生きる勇気を与える内容を網羅。学生からビジネスパーソン、企業のマネージャーや、コーチ、カウンセラー、教師、弁護士、社労士までマネジメントや対人支援に携わる人に役立つ1冊。
感想・レビュー・書評
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思ったよりも読みにくかった。
サラッと読むより、ワークなどでイメージを膨らませながら取り組むのが適していると思う。
他の方も言っているが、例として挙げられるクライアントとのやりとりが、やや芝居がかって見えた。講演みたいな内容。もう少し苦労話があっても良さそうな気がするが、そこはコーチのコーチとして、見せられないところなのかもしれない。
アドラーを知っているのならば、上記のように実践編として捉えるのが良いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他人のコーチングの前に、自分をコーチングすることの重要性
●私が考えるこの本の結論
・会社では応用しない方が良いとの記載があり、
途中からは流すように見てしまった。
しかし、「自分をもっと深掘る」ことをまずしなければいけないと気づいた。
加えてアドラー心理学の大切さにも気づいた。
①この本を読んだ目的
・マネジメントがあまり上手く行っていないと感じているため。
("1on1 ミーティング"や"課長2.0"で学んだことを実践はしているのだが...)
②学んだこと
・「何を目標にしたい?」「どうすればできると思う?」のような質問型で攻める
・アドラー心理学では、「人は望んだ通りになる」と考える
・より自分を幸せにしやすい「考え方」や「行動」を採用した方が幸せ
・自分の行動だけが、望む未来に近づくことができる
★アドラー心理学では、「メンバーに言う通りにやらせよう」として「イライラして見せている」と考えるのです。
意識的に「イライラ」していたわけではありませんが、
これまでの経験に基づき無意識的に「イライラ」することを選択していたのです。
→何か原因があるから、感情や行動が起こるという考え方を「原因論」と言う。
★GROWモデル
Goal(ゴール) 「具体的にどんな状態になることを目指したい?」「それは何のため?」
Reality(現状) 「いますでにできていることは?」「ゴールと現状では、何が違う?」
Options(選択肢) 「ギャップを埋めるためには、どんなやり方がある?」「ほかの人ならどうするだろう?」
Will(意思決定) 「どのやり方を選択する?」「具体的に何から始める?」
★SMARTゴール(上記GROWモデルと組み合わせたい)
Specific 具体的である
Measurable 数値化されている
Achievable 達成の可能性がある
Relevant 目的と関連している
Timed 期限が決まっている
★話を聴くだけでなく、「引き出す」ために工夫すること
・「個人の中に矛盾や葛藤は無い」ことを「全体論」
・定期的に自己理解を深め、目標を設定し直し、取り組み方を見直すことで、
より自分の人生を生きようとしているのです。
→自分の人生の生きている度合いを上げる!
③読書からのアクションプラン
★アドラー心理学学んでみる
└ 全体論、原因論、、、
・質問型1on1(最近どう?は良くない)
・1on1の前にマネジメント系の書評読み直す
・GROWモデルを1on1に取り入れてみる
・話を引き出すことを1on1で取り入れる
・1on1ではよりコーチングを意識し、報告を受けるだけではなく、
こちら側の問いかけによってクライアントがゴールやアクションプランについて考える場にする。
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コーチングって自己啓発やカウンセリングと何が違んだろう?と思い読みはじめた本。
「コーチングはコーチとクライアントとの対話ではなく、クライアントの自分自身の対話だ」
という一文が核心をついているような気がする。
そして、徹底した未来・目的志向。
人ってついつい原因を探しがちだから、そこに向かうエネルギーを未来に向けられるだけでも意識や行動が変わるのかなと思った。「過去や現在は人生に影響を与えているけれども、人生の結末を決定するものではない」
とくに、コーチングの基本モデルが参考になる。質問例も豊富で、日常の家族との対話から仕事でのチームビルディングなど、あらゆるコミュニケーションの場面で使えそうな要素がたくさん詰まっていた。
あとは実践あるのみ! -
実際の著者のコーチング例が載っていてコーチングの雰囲気がつかめた。
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今自分がしてしまっている行動の目的を探ってみる
→ なぜ保守的になるのか?その行為の目的(根源)は? -
Amazonでの評価が高かったので購入。作者 宮越さんのコーチング前に経験したことやクライアントと自身のコーチングの具体的なやり取りを触れながら、コーチングの基本的なスキルについて触れている。
スキルとして記憶に残ったのは、GROWモデル(Goal, Reality, Options, Will)を使ったコーチング、コーチングの目的はクライアントのウエルビーングの実現、人間皆自己実現を求めている、問題に深入りしない、といった点でした。
ただ、この本はどちらかというと、コーチングのスキルを学ぶための本というより、この本を読んで自分自身がコーチングを受けたような感覚になる本で、自分自身の内省や自己実現に向けてどうしたいのか、勇気を与えてくれる本です。もちろん上記の通り、具体的なやり取りも多く掲載されていて、「そっか、こういうがあった時にこのような返しをすればよいのか」と参考になることもいっぱい書いてあります。
コーチングを学びたい人に加え、部下とのコミュニケーションで悩んでいる方にもお勧めの一冊です。 -
思ったより読みにくく200頁で読むのをやめた。
「コーチングとは、コーチとクライアントとの対話ではなく、クライアントの自己対話である」がこの本の主旨ではないか。もっと簡単な内容で図を活用するなど読みやすく何度も反復できる本にした方が良い。キャリア教育の内容も入っており、学術的な印象。 -
コーチングは大切な考え方だとわかった。
自分は、この考え方をもとにいろいろな人に接していきたい。
色々なコーチングのテクニックも載っている。
アドラーの心理学ももう一度、学びたいと思った。