セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方

著者 :
  • ぱる出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784827212617

作品紹介・あらすじ

おもわず注目し、夢中で読み進め、気が付けば申込んでいる……

「非対面・非接触でバカ売れさせる」コトバの全技術。



・売れる「キャッチコピー」

・思わず読み進めてしまう「リードコピー」

・買う気マンマンにさせる「ボディコピー」

・たった一言で売上が倍増する「オファー」

・失敗しない「広告テスト法」

・読みやすくなる「レイアウトと装飾」

・「紙媒体とWEB媒体」の違いと注意点



など、セールスコピー(=買ってもらうための文章術)専門家による「バカ売れさせるスキル」のすべてをこの1冊にまとめました。

「チラシ、POP、DM、セールスレター」から、「販売サイト、ネット広告、HP、ブログ、SNS、メルマガ」まで、リアルの紙からネットを問わず、幅広く効果を発揮します。

「商品・サービスを売りたい」すべての人に役立つ、セールスコピーの決定版ができました!

感想・レビュー・書評

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  • とってもボリューミーです
    分厚さも、内容も。

    私はマーケティングを勉強していた時期があったのでもちろん知っている内容もありました。
    ただ、セールスコピーという観点で総合的に、体系的に学べるのでとてもいい機会でした。

    気づいたことや、これからキャッチコピーを考えるにあたり気をつけたいことなどメモをとっていたら100ページを超えました…

  • コピーと言っても何をどうしたら良いのかわからない奥深くて魔法のエッセンス

    色々な本からヒントを得ようと
    売り方の哲学、コピーの作り方、チームのモチベーション
    こんな本を読んでいる
    これで良いと言うものないものだから
    人生を賭して読み続けるジャンル

    「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法
    で有名岡本さんの講習に参加させてした事があり
    何を考えるにもA4だったら…と岡本さんの教えを中心に読み、事業へ使えるかの比較検討をしている。

    A4を知ってからそれ以上の本は無く、全然ダメってのが多いなか
    この本は結構使えるものがあってたくさんメモしました。

    たくさんのメモをどう仲間に響かせ、どうモチベを上げ事業に反映させるか
    これが一番大変だけどカードはたくさん持ったいるに越したことはなく、カードが使えるタイミングやシチュエーションはいつ訪れるかわからないから
    かなり頭を使うんだよなぁ。

  • 記録用。

  • 図書館で。セールスコピーと一言に言っても奥深い。参考になる方法や考え方などがたくさんあった。

    ベネフィットとメリット。
    その商品が欲しい!まだ欲しくない!知らない!
    知らない には、特徴・メリットの深掘り か ターゲットの課題深掘り。
    キャッチコピーのコツ ベネフィット、具体的ベネフィット、現実的ベネフィット、読み手を限定、心の声、数字、結果実績、ビフォーアフター、社会的証明、権威、簡単すぐに誰でも、5感、続き。
    欲しい人向け あの、人気の、話題の、いま、売れている感、ついに、緊急性、ザイガニック。
    まだ欲しくない向け するな、終わらせる、の方へ、しなくてもできる、の方に選ばれています、意外性、ピアノコピー笑ったでも、最新の、失敗しない
    知らない向け するな、の方へ、しなくてもできる、ストーリーピアノコピー、でしたまでは、ストーリーのテンプレ、間違いしてませんか?、した結果。
    リードコピー キャッチコピーの強化、続き、魅力的なオファー。
    ボディーコピー 読み手との共感、問題提起と解決条件の提示、具体的な解決策、ベネフィットの訴求,クロージング。
    説得力 客観的事実、具体的、読み手の確信、証拠、リンゴとミカン他ジャンル・ベネフィットの価値手に入るもの節約できるものと比較、3つの理由、三段論法、同じ表現を避ける、欠点を語る
    わからやすく 具体化アホ化、読み手の言葉で、漢字を減らす、一文を短く、視覚化、イメージさせる、箇条書き、どれだけ安くなったか、チャートを使う
    続きを読ませる リズム感、小見出し効果、問いかける。
    オファーのタイプ 価格、リスクリバーサル、得点、無料、時短、利便性。

  • 読みやすいし、よくまとまっていてセールスコピーの教科書のように使えそう。
    各章の最後にサマリーがある点が良い、

    仕事でweb広告を出稿しているチームとやり取りをすることがあるのだが、「〇〇もの△△が××できた秘密とは…」などこの本に書かれているエッセンスがたくさん詰まったセールスコピーをいつも書いているなぁと思った。
    あとはTwitterやらWebページの広告で見たことある…?と思えるようなコピーもしばしば。
    効果があるから身の回りにもこうしたコピーが溢れているのだろう。

    web広告を出す仕事じゃなくても、社内説明や営業トーク、転職活動の職務経歴書作成に役立ちそうだと感じた。

    以下、自分用メモ
    -----
    ・顧客からすれば商品や機能自体はどうでもいい。
     大切なのはどのようなベネフィットがあるか。
    ・ベネフィットは結果、メリットは理由。
    ・ベネフィットの導き方
     ①ということはつまり法
     ②ターゲット像を明確にする

    ・ペルソナを作る前に、顧客は3タイプに分けられることを理解する
     ①製品がほしい、強く興味あり
     ②製品を知っているがまだ欲しくない
     ③ベネフィットに興味はあるが、製品を知らない
    ・ターゲット②③が狙い目
    ③から①に向かうほどターゲット数は減り、興味を強く持っているが、ターゲットが少なく競合が多いそうなのでタイプ①で勝負は良くない
    ・狙えるかどうかの判断基準
     ターゲット②
     魅力的な「差別化要因」がある
     他よりも良いオファーがある
     ターゲット③
     差別化が難しい
     他よりもオファーが弱い
     わかりにくい商品
    ・ペルソナは名前をつけて動きまでイメージできるくらいに作り込むべし

    ・各タイプに有効な訴求
     ターゲット①
     「商品名」と「魅力的なオファー」をしっかり見せる
     「あなたの求める商品が素晴らしい条件で手に入るというシンプルな訴求
     〇〇の方へ+商品名+魅力的なオファー+ベネフィット
     ターゲット②
     「ずば抜けた違い」を語る
     検討客の決め手になりうる訴求
     〇〇の方へ+ベネフィット+ずば抜けた違い+商品名+オファー
     ターゲット③
     商品名を語らない「ベネフィットが手に入る最高の解決策」を提案した訴求
     〇〇の方へ+ベネフィット(最高の解決策)

    ・ターゲット③に効果的な訴求方法
     方法①商品特徴から新たなターゲットを探す
     メリットや価値を洗い出し
     既存にとらわれず、メリットや特徴を欲している人を探す
     方法②ターゲットの悩みや欲求から新たな欲求を探す
     製品から離れてターゲットの抱える悩みや欲求を洗い出す
     それらを解決する要素が製品特徴にないか探す
     見つけた特徴やメリットから、欲しいベネフィットを考える

    ・キャッチコピーは少なくとも30個は考えて後日見直す

    ・リサーチのポイント
     確証バイアス(欲しい情報を探してしまうこと)に気をつける
     他者より劣る点を素直に認める
     3つの質問
      なぜその商品が必要か?
      なぜその商品でなければならないか?
      今すぐ買うべきか?
     これらを1分以内に回答できなければリサーチ不足

    ・キャッチコピーで無駄な言葉を省くコツ
     ①ターゲティングコピーを省く(〇〇な方へ)
     ②長文を分割する(一文一メッセージ)
     ③不要な言葉を徹底削除
     ④問いかける

    ・売れるキャッチコピー13の表現法
     ベネフィットを語る
     ベネフィットを具体的に(〇〇分で××倍)
     ベネフィットを現実的に(盛りすぎない)
     読み手を絞り込む(〇〇中学のお母様へ)
     心の声に置き換える(あの頃に戻りたいなど)
     数字をうまく使う
      具体的な数字(割合など)
      価値が即理解できる表現(〇〇人に1人)
      単位でコントロール(〇〇個→15秒に1個)
    ・結果や実績を見せる
     〇〇講座(受講生の××%が成功)
    ・ビフォーアフター
    ・社会的証明を見せる(ランキング1位、シェアNo1)
    ・権威を見せる(〇〇も認めた××)
    ・簡単、すぐに、誰にでもできる
     ベネフィットはリアルサイズ
     社会的証明や権威を提示
     証拠を見せる
    ・五感に訴えかける(申し込みの電話が鳴り止まない)
    ・続きを読ませる

    ・ターゲット①に有効なキャッチコピー11の表現法
     商品名とオファーを強調
     人気の、話題の、をつける
     いま、をつける
     人気の、話題の、を具体化する
     売れているを見せる(〇か月予約待ちなど)
     ついに、をつける
     緊急性をつける(在庫限りなど)
     ザイガニック効果(〇〇しましたが…)
     オファーの方を魅力的に伝える(送料800円が無料)
     オファーの理由を補足(見た目が悪いが味は同じで半額やも)

    ・検討客に有効な9の表現法
     〇〇するな
     〇〇するのは今日で終わりにしませんか
     〇〇のあなたへ
     〇〇しなくても××できる
     〇〇の方に選ばれています
     意外性を語る5つのテンプレート(省略)
     ピアノコピー(〇〇すると××が笑った、でも〇〇すると…)
     最新の〇〇
     失敗しない〇〇

    ・購入意欲が低い客に有効な表現法10
     商品名を隠す
     〇〇するな
     〇〇のあなたへ
     〇〇しなくても××できる
     すとりー
     ピアノコピー
     〇〇でした××するまでは
     ストーリーを語る5つのテンプレート
     〇〇した結果

    ・売れるオファー
     ①価格オファー
     ②リスクリバーサル
     ③特典オファー
     ④無料オファー
     ⑤時短オファー
     ⑥利便性オファー

    ・失敗するオファー
     ①他社と似たようなオファー
     ②価格競争のオファー
     ③方が低いオファー
     ④わかりにくいオファー
     ⑤ハードルが高いオファー

    ・成功するオファーの3条件
     ①大胆でありえないオファー
     ②その業界で初めてのオファー
     ③顧客の欲求を満たし、悩みや不安を消すオファー

    ・オファー作りのポイント
     競合のオファーはリサーチ
     すでにあるオファーを改良する、組み合わせて作る
     短い言葉で表現しても価値が伝わる
     お客さんが聞いた時明るい表情になる

    ・正直な意見を聞く方法
     2つ用意し、どっちがいいか、理由を教えてと聞く

    ・伝えましたか?よりも伝わりましたか?の方が連絡ミスが減る

    ・なんでもいいから1番を探す
     1番は強い。日本で2番目に高い山を聞かれるとほぼ答えられない。

    ・問いかけは目を引く
     これめっちゃすげーよりも、なぜすごいか知りたい?の方が気になる

  • 勉強用

  • 接客をする上で大切な商品のセールスコピーを様々なお客様目線でお伝えするノウハウを知りました。物を買いたいと思っていただけるには知識も必要ですが、目線を変えて多方面からセールスコピーを考えお客様の求める物に当てはめて行く楽しさをしりました。私にとってバイブル書になりました。

  • チラシ、POP、ネット広告等々。商品・サービスを売るセールスコピー(買ってもらうための文章術)の書き方について、専門家が平易に解説する。

    第1章 売れる世界にワープ! 文章より大事な「前提」
    第2章 客がお金を払う「本当の理由」
    第3章 買ってくれる「3つのタイプ」を知り 万人に売る
    第4章 ターゲット別「ドンピシャ訴求」の作り方
    第5章 「売りにくい商品」を売る コトバの作り方
    第6章 売上が2倍変わる「キャッチコピー」
    第7章 初心者でもできる「キャッチコピー」4ステップ法
    第8章 売れるキャッチコピー「13の表現法」
    第9章 「購入意欲が高い客」に有効な キャッチコピー11の表現法
    第10章 「検討客」に有効なキャッチコピー 9の表現法
    第11章 「購入意欲が低い客」に有効な キャッチコピー 10の表現法
    第12章 読む気マンマンにさせる「リードコピー」の作り方
    第13章 読み手を夢中にさせる「ボディコピー」の作り方
    第14章 販売力を強化する ボディコピー「21の表現技術」
    第15章 買う気がない客でも欲しくなる「ストーリーテリング」
    第16章 たった一言でレスポンス倍増! 「売れるオファー」の作り方
    第17章 科学的に売れるコピーを導く「広告テスト法」
    第18章 読みやすくなる「レイアウトと装飾」13の技法
    第19章 広告効果を高める 「10の心理テクニック」
    第20章 「WEB」と「紙媒体」セールスコピーの違い

  • ・何より、本文が理解しやすく、「読みたい」という気持ちになる。短文かつ疑問系で感情が表されているからだと思う。
    ・「これまでこんなテクニックに踊らされて買ったことがあるな」消費者として身に覚えがあるものに思わずにやけてしまった。
    ・率直に感動した。言葉の力は心を動かす。すごい。

    ◯レビューをしてもらう
    2つ用意し、どちらがいいか選ばせる。その理由は?と聞く
    ◯弱みを強みに変える
    客が少ない=すぐに案内できる
    ◯ 2文字で変わる
    伝えましたか?を伝わりましたか?に
    相手に考えさせる言葉を使う
    ◯たった4文字
    「おススメ」と書くことで迷って面倒になる客を引き止める
    ◯ 3つの質問
    なぜその商品が必要なの?なぜその商品じゃないとダメなの?なぜ今すぐ買ったほうがいいの?
    ◯文体
    ・ですますのすで終わるもの、でしたましたのたで終わるもの→ 3回までで辞める→リズムが生まれる
    ・伝えるよりも知りたくなる言葉を(めっちゃすごい→なんですごいか知りたい?)
    ・心の声でキャッチコピーを強化
    ◯心理効果
    「〇〇のあなたへ」→カクテルパーティ
    「〇〇は〇〇するな」→カリギュラ
    「なぜ〇〇なのか?」→ザイガニック
    「もしかして〇〇ですか?」→バーナム
    ◯失わない方法
    ・人は獲得の喜びより損失の痛みを2から4倍強く感じる
    ◯説得よりも欲求が満たされない原因に気づかせる

  • 「大全」なだけあって、かなり読み応えのある一冊。
    今世の中に存在しているセールスコピーのテクニックを集約させたような感じ。
    すぐに覚えるのは難しいけれど、使いながら、試しながら、自分のものにしていきたい。

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著者プロフィール

◎セールスコピーライター、レスポンスアップの"鬼"、「売れるコトバ作り」の専門家。株式会社みんなのコピー代表。

◎2002年、ネット広告のベンチャー企業に入社して以来、大手ADSLプロバイダーの見込み客リストを10万件以上獲得するなど、多くのWEBプロモーションを成功させる。独立後はセールスコピーライターとして、1,000件以上の広告に携わり、総計100億円以上の売上に貢献。反応がシビアに計測させる「レスポンス広告」の世界で、ネット・紙媒体を問わず、多くの案件を成功に導く。

◎なかでも「売りにくい商品を売ること」が得意で、学習塾、リフォーム、不動産、保険など、差別化が難しく、広告の反応が冷え切っている業界でも、クライアントの笑いが止まらない驚異的なレスポンスを叩きだす。

◎著書に『ポチらせる文章術』(ぱる出版)。2020年、オンラインサロン『ポチらせる文章術 実践ラボ』を開設し、レスポンスアップに成功するメンバーが続出。変態的なまでに結果にこだわり、近年は、磨き続けたセールスコピーの技術を広める活動にも励む。

「2021年 『セールスコピー大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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