なぜ「やる気」は長続きしないのか―心理学が教える感情と成功の意外な関係
- 白揚社 (2020年2月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784826902151
作品紹介・あらすじ
「成功者=意志が強い人」は大ウソ!?
勉強をしなければいけないことはわかっているのにTVを見てしまう。ダイエット中なのにお菓子に手を伸ばしてしまう……。
そんなときあなたは、我慢が足りない、意志が弱いと自分を責めてはいないだろうか? だが、じつは欲求を抑えて努力を続けることは、科学的に見て、非合理的な方法だった。
目の前の欲望に流されることなく、目的を達成し、周りの人たちをも幸せにする、シンプルかつ強力な方法とは? 成功の鍵は一見当たり前の3つの感情にあった。
豊富な実験データに独自の研究結果を加え、気鋭の心理学者が「成功のルールブック」を刷新する。
感想・レビュー・書評
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Digo推奨本
目次のワードチョイスが面白い
しばらく経ったらまた読み返したい
割と当たり前なことが書いてあるけども大学の研究と紐付けられていて説得力がある詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
しなやかマインドセットなど色々なことが書かれています
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感謝、思いやり、誇り、の3種類の感情に焦点を当てた本。
心理学の実験がたくさん紹介されていたので、各感情の特徴や効果だけではなく、研究法についても色々学び、アイデアを得た。
邦題は内容とズレている気がするので(モチベーションがメインと思いきや…なので)、その点は少し注意(笑) -
•印象に残った部分メモ
ある教師につきっきりで勉強を教わった子は
そうでなく1人で勉強した子よりも
教師に対して感謝し
教わった教科だけでなく全ての教科について成績が向上した。
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読む前。
努力を継続できるのは才能。わいが継続できないのは才能がないからしゃーないんや。
読んだあと。
社会的に孤立してるから努力を継続できないんだ。納得。 -
言いたい事は分かるんだけど、例えば感謝は健康に良いとかって、信じる者は救われるの域な感じがして宗教チックだった。
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目次見て興味惹かれ、購入。
やり抜く力、意志力が大事と言われるが、実際そこから来るやる気は長続きしない。 実際は感謝や思いやり、誇りといった社会的感情を表に出すことで、やる気は持続していく、未来を見て行動できるという主旨になっている。
事例、データが豊富なので、読む中でこういった感情が大事というのを、より意識しやすい作りになっていると感じた。 -
読了。
感謝、思いやり、誇りこの三つの感情が個人や社会的な自制心を底上げするのに大切だよね!って内容
人間はこの三つの感情で進化してきたから、無理に意思力に頼るよりも感情を使った方が楽だよ!
ってことだけど、感情ってなかなか使うって認識に慣れないよなーとか思うのが難点かな
まぁ、そのためにトレーニング法とか書いてあるけど、うーむなかなか、簡単ではない感じもする