鞍馬天狗のおじさんは: 聞書・嵐寛寿郎一代

  • 七つ森書館
4.33
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822816520

作品紹介・あらすじ

「ゲイジュツ、関係おまへんおや」とアラカンが繰り返し言うこの聞書は、竹中労の怨筆と相まって、私を夢中にさせた。──ともに無頼の竹中とアラカンが“合体”したとも言える絶品の快作を心ゆくまで堪能してほしい。(佐高信「解説」より)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いやあ面白かった。千恵蔵ファンだっだけれど、アラカンも好きになった。「聞き書き」というだけあってアラカンの生の声が聞こえるような語り口の文書。いま猛烈に鞍馬天狗見たい!

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1930年、東京生まれ。東京外大露文科除籍後、肉体知的労働の底辺を転々、自由なもの書きとして舞台・映像・音盤とさまざまな分野に表現を試みる。著書、『琉球共和国』『水滸伝/窮民革命のための序説』『無頼と荊冠』『逆桃源行』朝日文庫『美空ひばり』ちくま文庫『断影大杉栄』『ルポライター事始』など多数。1991年死去。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹中労の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×