- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822289638
作品紹介・あらすじ
5G、IoT、AI、Maas、サブスクリプション、プラットフォームなどに関わるビジネスパーソン必読。
デジタル戦略の基本を体系的かつ包括的に学べる「理論的チェックリスト」。
産業トレンドの変化に対応するための戦略的意思決定に際して、
押さえておくべき重要なポイントについて、理論と事例を交えながら解説。
感想・レビュー・書評
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根来先生の数年分の教えが1冊に収まっており、十分に楽しめる。
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既存事業の現在地や改善、新事業を立ち上げるに伴う際には非常に参考となる本。
帯にある通り、「理論的チェックリスト」
事例もあり、項目ごとにわかりやすく纏まっており、
やはり根来教授の本は読みやすい。
日経BPなのもとっつきやすさをたすける。
しかし、頭から通して読むのはカロリー高い。
参考資料としては有用。
DX系の本には必ずと言っていいほど破壊的イノベーション(ディスラプション)が掲載されるが、経営層や事業企画などの部署以外には非常に遠い話に思えてしまう。
とは言え、知っていないと、その立場に立ったときに痛い目に合いそうで学んでいる。 -
ビジネス書は久しぶりに読みました。一応ざっと足りていないかもしれないところをインプットして頭の中の全体感を整理しておこうかと。
そのような目的に対して良書でした。 -
デジタル化の戦略について、既存の各種理論との統合をはかりつつ独自の理論を展開されている。デジタル化とディスラプション論、イノベーション論、プラットフォーム論など個別で語られることも多い領域を統合しデジタル戦略の全体像としてまとめられており、全体としてのつながりや効果を考えるのに参考になる。
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破壊的イノベーションやプラットフォーム戦略など、デジタル化する現代において重要な経営戦略がまとめられている教科書。バイブルとして読み返す価値あり。
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「DX実行戦略」から連携されていた本で、タイトルだけだと相当ハードな印象を受けたが、いざ書籍を取ってみるとファンシーな絵もたっぷりでびっくりするぐらいわかりやすくDX学ぶには今のところ最も体系化されて整理されていて大変オススメな本!
ファンシーな絵と記載したが、具体的には「グラレコ(グラフィックレコーディング)」の技術を用いて、根来先生の講義をグラレコされた内容をふんだんに書籍に盛り込むことによって読者に直観的にイメージを持たせやすくしている秀逸な本。
CASEやMaaS、GAFAのプラットフォーム、スマホ決済やメルカリ急成長など、非常に具体的な話題を(たとえば仮面ライダーベルトや妖怪ウォッチをたとえに挙げてプラットフォーム理論を説明する等)非常にわかりやすく解説してくださっていて素晴らしい。
最新の学術的研究成果を極力平易に一般向けに記載いただいており、理論の網羅性や参照文献元も多数(というかものすごく多数)記載されており、継続的学習にももちろん利用できる。 その網羅性に『筆者としての解釈』が加えられているからすごくわかりやすい。
さて、いつもの引用ですが、今回はイントロダクションから。 本屋にてその部分を読んでみて、この書籍を手に取ってみれば、もう買うしかないでしょ?と思ってしまいますね。
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P2 本書は先行理論を整理しながら、筆者の独自理論を加えた、デジタル戦略の体系的説明を行う試みでもある。
本書の議論に先行する主な理論として、以下のようなものがある。破壊的イノベーション論・ジョブ理論(クリステンセン)、ブルーオーシャン論(キム/モボルニュ)、デジタル・ボルテックス論(ウェイド)、エクスポネンシャル企業論(イスマイル)、2サイドプラットフォーム論(アイゼンマン、ハギウ)、両利きの経営論(オライリー/タッシュマン)。
本書では、これらの先行する理論について、その特徴と限界について記述した上で、筆者なりの解釈を加えた新しい体系化を図っている。
(中略)
本書は、一般向けに書かれたものだが、筆者のアカデミックな研究成果を踏まえたものである。
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サービスを事例に、自社の戦略を見直すきっかけを与えてくれる貴重な本。
体系的にまとめられている。 -
●一分野マスター読書「DX」13冊目。破壊的イノベーション三原則と顧客価値の提案は心に留めたい。
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日本橋図書館
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