自動運転 ライフスタイルから電気自動車まで、すべてを変える破壊的イノベーション
- 日経BP (2014年10月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822273965
作品紹介・あらすじ
「見たこともない未来」がやってくる。交通事故や渋滞は激減、駐車場は消え、人はクルマを買わなくなる。無人電気タクシーが人々の欠かせない足となり、無人トラックが物流を担う。自動運転というたった一つの技術が、そんな未来への扉を開く。
感想・レビュー・書評
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タイトルに引かれて古本を購入したが2014年に執筆された本であり内容が古いと感じる。
特に自動運転の分野は開発スピードが早いので最新情報を得るにはもう少し新しい本を読んだ方がいい。
また、既存の延長線上で考えてはいけないという提言とは反対に、この本の中で語られる自動運転でできることは非常に既存の延長線上でしか無いと感じる。
こういった本を読みながら読者自信が既存から脱却した新しい未来を予測する必要があると感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自動車を個人タクシーとして使われるという着眼点が面白かった。でも現実的には実現はまだまだ遠い未来。
トラックでの配送を無人にし、目的地に着いたら取りに来るシステムはなるほどと思った。 -
2017.07.25 「自動運転」で検索、予約
2017.08.02 借りる -
基礎知識を得るために読む。
EVと電池と自動タクシーへの想い入れが強すぎる。最終レベルの先の解説が多い。
個人ユースでのインパクトへの解説で占める。配送・輸送トラック、バスはどうなるのか?
他の情報源を探ってみたい。 -
前半は「自動運転のことについて、ここまで考えてますよ、こんなに知ってますよ」という自慢のような印象を受けました。
後半は、現在の技術レベル、今後解決していくべき技術的な課題に焦点が当てられていました。
こういう本を読むと、「人間(ヒト)という生物(システム)は本当にうまくできているなあ」と、思いますね。
ただ、この本に関していえば、自動運転の前にクリアすべき課題(社会的な課題)についてはほとんど触れておらず、あまりに自動運転に特化しすぎていて、ちょっぴり物足りないかな。 -
自動運転が実現した社会の未来絵図と実現までに越えなければならないハードルを分かりやすく解説。首都圏すでに車を持たない人が増えているけど、もっと根本的に車の利用形態が変わりそう。交通機関だけじゃなくて、駅近なんてこともあまり重要じゃなくなるから、不動産のあり方なんかも変えちゃうんじゃないかな。
著者は車のコモディティ化を否定してたけど、どうなんだろう? 生産面でのモジュール化がこれから進んでくると、モジュールごとに各社の製品から選んで、好みの車を作るなんて時代がきてもおかしくなさそう。まあ、カメラの世界では、デジカメの時代になってもそれがあまり進んでいるとは言えないから、そう簡単な話ではないんだろうけど。。。 -
あと15年ほどで自動車の自動運転が実現し、それにより交通事故の激減と自動車を所有しなくなるスタイルが生まれるという内容。
技術的な実現性や時期についてはわからないが、自動運転の実現が産業構造を大きく変えるという洞察は興味深い。その他、「今の時代の価値の最上位の源泉は、コンセプトの立案である」は同感。 -
「自動運転」のタクシーが、現実のものになるのに、もうすぐだという。にわかには、信じられない。
この本は、未来を予言しているのではなく、日本を元気にするために目指すべき姿を表したものだという。
アーノルド・シュワルツェネッガーの、「トータル・リコール」を思い出した。