- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822266530
作品紹介・あらすじ
モダニズム建築の名作を岐阜から北海道まで28件。1945〜75年に建てられた建築を西から東へと巡っている。
感想・レビュー・書評
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全国の庁舎に見られる戦後建築の特徴は機能的で画一的です。このモダン建築は、今、存廃の時期にきています。果たして保存に値するものなのか?東京都水道局長沢浄水場はマッシュルームコラムというラッパ型の円柱が連なる操作廊下に普遍的な美を感じました。日生劇場は曲線を多用した内部が妖しいデザインです。素っ気ない外面と意匠に富む内面。壊して建て替えるのがいいものか、判断が難しい。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/60323 -
タイトルの通り、戦後~経済成長期の昭和の時代に建てられた日本のモダン建築を紹介している一冊だ。
イラストと写真と読みやすい文章で構成されているため、読みやすい。
有名建築というよりは、「こんな建築あったの」というような地方のハコモノを紹介していたりして、面白かった。
西日本編がこの前作にあたるようなので、そちらも読んでみたい。 -
図書館で借りた本が汚くて萎える。
長野県信濃美術館、佐渡グランドホテル、新発田カトリック協会、山梨文化会館、日生劇場、古川市民会館、登別温泉科学館 -
西日本編に続いて東日本編も購入。
どうしてこの時代の建築はこうも力強いのか。この本を読んでると、僕一人で行ったとしても注目しないようなところに注目していたりするのでそういうところがおもしろい。そして、スケッチが上手い。消えてなくなってしまう前に見に行かなくちゃという気にさせてくれる。(壊されてしまう前に!)
但し、部隊が東日本なので遠すぎてなかなか行けないという難点が…。何度も新幹線等で往復しているが、西日本と東日本の壁は未だに高い(金銭的に辛い)。