破天荒!

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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822240837

作品紹介・あらすじ

格安運賃と最高の顧客サービスを実現した話題の急成長企業の実像を描いた全米ベストセラー。

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んだ本。サウスウェスト航空の話。先日、上の荷物棚にスチュワーデスが隠れていたのに怒った乗客の話をネットで読んだ。まだやっているのかと思うと同時に、おふざけで有名な航空会社に乗って文句を言うこともないと思うんだが。
    読み返すこともないので、図書館の持帰り棚に寄付する。

  • 最強の経営学

    働くとはを全て教えてくれる教科書‼️

    子どもたちよこれさえあればどこでも働ける

  • LCCの雄、サウスウエスト航空の軌跡。
    大きくなっても本当にこのノリなら大したもので、まさに目指すところなのだが、それがなぜできるのかへの訴求は感じられない。
    しかし、こんなことなら、アメリカにいたときにもっと乗っときゃ良かったなー。

  • NICT
    マネジメントスキル
    徳岡講師推薦

  • 前半部分は、興味深く読んだ。
    中盤部分は、少し食傷気味に読んだ。
    後半部分は、ネタ元として使えそうに思いながら読んだ。

    採用段階である程度選抜されているから上手く行っているのではないかとは思った。

    読みやすい翻訳だが、装丁はいまいち。

    払ってもいい金額:800円

  • 従業員が楽しむことで良質な顧客サービスに繋げることが大事なのだと感じた。

  • まず、読みやすいかどうかは別にして、本構成の仕方からユニークです。
    原題は、「NUTS!」奇人・変人ですから、構成も頑張ったのでしょう。
    弱小企業が新規参入した時の苦労体験が、会社存続のための団結力やコスト意識を醸成し、それを楽しむ企業文化にまで昇華させたのはケレハー氏の手腕です。

  • "アメリカの短距離移動専門の航空会社サウスウエスト航空の経営を紹介している。
    徹底した効率化(この航空会社で扱う飛行機は1種類のみ)を図ることと徹底した簡素化で、飛行場から再び別の目的地に向けて飛び立つまでを15分で行っている。
    従業員は、専門職とせず同社の仕事をできるだけ協力して行う。パイロットも客室整備に協力する。
    素晴らしい奇跡のような経営だ。この本が1997年に出版され、約20年たったことになる。現在もこの本に紹介されているような素晴らしい企業であってほしいし、おそらく私の想像通り今も多くの顧客に愛される企業であろう。後ほどネットで調べてみたい。
    従業員全員が経営者のごとく考え、楽しみながら顧客サービスを提供している。
    学ぶべきことが多い。一度乗ってみたい航空会社のひとつ。

    エッセンスを転記しておく。
    ・予算内でやりくりせよ
    ・不況に備えて、好況期に節約せよ
    ・明確な目標を決めて、慣習にとらわれず独自性を生み出せ
    ・すべてを単純化し、仕事も生活も合理的に
    ・絶頂期にさらに向上する方法を考えろ
    ・謙虚な心を忘れるな。自分一人では決して成功しない

    ・ユーモアのセンスがある人を採用しよう
    ・能力を育てて、根性、勇気、意欲を採用しよう
    ・従業員には親友として接しよう。いるのが当たり前と思ってはいけない。
    ・自分自身のプロフェッショナルを確立しよう
    ・すべての人に思いやりと敬意をもって接しよう。相手がどういう人なのかわからないのだから

    ・企業家の立場で考える
    ・官僚主義を撲滅せよ。企業家精神に火をつけ、不要な会議を廃止、書類を減らし、情報交換を簡略化せよ
    ・柔軟性をもて。方法、手続きを、規則を、顧客のニーズに合わせよ

    ・経営者の立場で考えよ。仕事も人生も。経営者は誰がみていようといまいと、結果を出すために行動する
    ・犠牲者ぶるな。必ず結果を出せると信じよ
    ・他人を信頼せよ。相手はその気持ちにこたえてくれる
    ・従業員には、彼らの価値を認めていることを示せ
    ・余裕をもって交渉に臨め
    ・基本理念を実践せよ。他人に期待すること、要求することを、自分が実行するのだ

    ・好奇心を持て。あらゆる人から何かを学ぶのだ
    ・他人の知識には、貪欲になれ。質問して、耳を傾け、見て学ぶのだ
    ・見えないところを見ようと努力する
    ・大きな責任を与えれば、従業員は力を着けて成長する

    ・新しい道を切り開け。成功に甘んじてはいけない
    ・他人に「どうやったか」と聞く前に、自分で「どうすべきか」を考えよ
    ・リスクの医者になれ。失敗した人を受け入れ、励まし、笑うことにより癒すのだ
    ・自分の行動に責任を持ち、仲間の仕事を支えよ
    ・失敗を恐れず、失敗した人を支え、失敗から学び、前進せよ
    ・人生と仕事に冒険を見いだせ

    ・企業文化を明確にし、従業員に決定権を与えよ
    ・制度、方針、慣習を価値観に合わせて調整せよ
    ・引き受けた仕事は何があってもやり通せ。
    ・定期的にお金と時間の使い方が自分の価値観と合致しているか確認せよ

    ・未来像を持て
    ・従業員全員に対して、心遣いを忘れるな
    ・望まれる企業文化は、偶然に生まれない。目的意識をもって企業文化を築くのだ。
    ・大切だと思うことを実行せよ。
    ・会社と家族の語り部となれ

    ・祝典を利用して思い出を作れ
    ・祝典を通して、重要なものと大切なものを確認せよ
    ・祝典を利用して人間関係を築け
    ・決まりきった日常を楽しく、特別なものにするために祝福せよ
    ・祝福するなら正しいやり方で祝福せよ

    ・ありがとうの言葉を惜しむな
    ・従業員を心から祝福せよ
    ・会社の価値観を実践している従業員を英雄にせよ
    ・陰の力となって働く従業員を見出し、その貢献を祝福せよ
    ・家庭で祝い事をすすのと同様に職場で祝福せよ

    ・人生は短い。許して忘れよう
    ・寛大であれ。礼儀正しさに磨きをかけろ

    ・成功を支えてくれている地域の人たちに感謝の気持ちを表せ
    ・お金だけではなく、時間、心、魂で報いよ
    ・地域社会への奉仕を、従業員の協力でイベントにせよ
    ・奪うことのない、与えるだけの愛を出発点にせよ
    ・より大きな善を目指して自ら行動し、熟達せよ

    ・顧客だけでなく、従業員にも売り込め
    ・常に新し独創的な方法で宣伝せよ
    ・みんなと協力して物語を創造せよ
    ・自分自身の物語を適切に語ることにより、仕事と人生の成功者になれ

    ・従業員を守れ。顧客がいつも正しいとは限らない
    ・サービスを単なる仕事の技術にせず、生き方とせよ
    ・従業員に規則や規制を超越して顧客によりよく奉仕する柔軟性を与えよ

    ・ほかの人にしてほしいことは、まず自分が実践せよ
    ・情報が多いほど従業員は努力する
    ・伝説的なサービスの実例を示し、従業員が適切な行動をとることを信じよ
    ・優れたサービスの体験談を社内報に載せよ。
    ・すべての人に期待以上のものを与えることを習慣にせよ"

  • 昔、出版まもなくして読んで、へ〜、そうなの?と 思った。いいなぁそれ、とか思ったな。
    で、今どうなってんだろう?と思って業績みたら悪くないし、社風も相変わらずのようで、なんだかうれしい。
    顧客第二、従業員第一というのが破天荒、だから本になったのだけど、それほど他ではこうはいかないんだとわかる。
    会社は誰のもの?そんなことを考える一冊だ。

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