- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822223823
作品紹介・あらすじ
8人の識者が語る勉強の本当の意味。子どもにはやさしく、大人には詳しく解説します。
感想・レビュー・書評
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この質問、されたわけじゃない。
でも、読みたかった(笑)
前半に子供向け、後半に大人向けになっている本です。
前半はちゃんとふりがながついて、子供にもわかるようになっているのはありがたい。
でも、全然別の話ではなく、角度の問題なので、前半を読んだ長女と、後半しか読んでない私の間で、本の内容についての話はちゃんと会話できた。
勉強、したほうがいいし、できたほうがいいし、でも、面白くなくなるときは確実にあるからねぇ。
悩みどこですが、これからも親子一緒に悩みます(^_^;)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これはおもしろかった。けど、書いているひとが多すぎて、一回読んだだけでは飲み込みきれない。
勉強するのは自由になるため、生き延びていくため、とおっしゃるひとはけっこう多かったと思うのですが、それがいちばん腑に落ちる。
まあ、それを子どもに教えようとする、伝えようとするからむずかしいことなのですが。 -
「勉強なんかするな!子供は外で遊べ!」っていう大人が一人くらいいてもいいと思ったけど、残念ながらいなかった。それに近いことを言っていたのは、福岡伸一さん、藤原和博さん、養老孟司さん。遊ぶことの重要性を理解している。
感心したのは、やっぱり養老さん。子供が「勉強したくない」というメッセージを発するときには、何らかの事情があるという。たとえば、単純にもっとゲームがしたいという理由かもしれないし、受験勉強がつらいということかもしれない。後者なら、無理していい学校に行かせることが、子供にとって幸せかどうか、考えてあげないといけない。「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」という問いそのものではなく、どういう状況でそれを発しているのか、理解してあげないといけない。さすがだと思った。
だから、この質問に決まった答えなんてない。子供が置かれている状況は一人ひとり違うのだから。この本を読んで答えが見つかると思うのが間違い。答えは自分と子供の間にある。それは自分で考えなければならない。 -
同じような本をもう一冊これから読みますけど、自分なりにこの問いに対する納得解を導き出せた。
僕は自由になりたかったんだ。 -
「8人の識者が語る勉強の本当の意味。子どもにはやさしく、大人には詳しく解説します。」
子ども編(荒俣宏;内田樹;瀬戸内寂聴;坂東眞理子;福岡伸一;藤原和博;茂木健一郎;養老孟司)
大人編
「そもそも学校や親は、なぜ「勉強しなさい」と言うのでしょうか。そんな疑問に正面から答えてくれる本。本書では荒俣宏さんや内田樹さんら8人の識者と一緒に、勉強しなければならない理由を考えていきます。親子で読めるように前半部分は子ども向けに、後半部分は大人向けにと、それぞれ同じ内容が表現を変えて書かれています。勉強する理由はきっと人それぞれ、自分が納得できる答えを、とことんさがしてほしいと思います。」
(大居雄一『身になる読書術』の紹介より) -
”身になる読書術”から。その著作に触れたこともあり、本作でもその意見を聞きたく思った著者が6/8。残りは知らなかったけど、触れてみても今ひとつピンとこず。偏らず、色んな方面の見解を読めるのがこういう本のメリットだけど、それでもやっぱ、好みが出ちゃうんだな。
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2022.20
子どもになんで勉強しなくちゃいけないのか問われた時に、どう答えるか考えさせられた。
個人的には、稼ぐ力を身につけるため、色んな人とコミュニケーションを取るための2つが現時点ではしっくりきてるかな。 -
うん。まあ、目新しくもないけどそういうものだよね。
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著名人の方々の考え方だから基本的には勉強する前提で書かれている気がする。勉強がイヤでイヤで仕方ない子をどうすればいいのか具体策は薄い。ただ書いてあることは100%共感できるため、最高評価にした。