坊っちゃん (ぶんか社文庫)

著者 :
  • ぶんか社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821152797

感想・レビュー・書評

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  • 東京の大学を卒業後、田舎の学校に教師として就職する。
    世渡り上手の教頭に嵌められ学校を辞任に追い込まれた数学教師と共に、その教頭を殴って学校を辞める。東京に戻って適当に再就職。

    これで終わり!?
    という感じだった。特にストーリーが面白かった訳でもなく、何かにとても共感した訳でもなく、文学とは難しいものよのぉ。

    wikipedia曰く、
    江戸っ子気質で血気盛んで無鉄砲な新任教師。人物描写が滑稽で、わんぱく坊主のいたずらあり、悪口雑言あり、暴力沙汰あり、痴情のもつれあり、義理人情ありと、他の漱石作品と比べて大衆的なため、より広く愛読されている。

  • 表紙がAKBの大島優子。

    四国へ赴任した元気というか型破りな教師の他の教師や生徒とのドタバタ劇とでも言ったらいいのか。

    「赤シャツ」や「山嵐」などといった個性あふれる教師も登場してなかなか面白かった。

    冒頭と、最後にしか出てこないおばあさんの清(キヨ)さんの存在が不思議と大きく感じられました。

  • 100年も前の文章なのに、こんなにも読みやすい、ということに驚きました。読みやすいだけでなく、言い回しにユーモアがあって、ついクスッと笑ってしまいます。
    文章は良いのですが、ついついオチや見所を期待して読んでしまっていたので、ストーリー的には物足りなさを感じてしまいます。いつか再読したときには、別の感想を浮かべているのでしょうか…。

  • てんやわんやで一直線。

  • 良かった!
    初めて夏目漱石の本を読んだけど、名作と呼ばれるだけのことはあるね。
    主人公が魅力的で、ストーリー展開も読者を惹きつけて離さない感じ。

    坊っちゃんというタイトルからは想像できないお話でした。

    最終的にはハッピーエンドだし、良い感じで終わって良かったです。

  • 熊本、愛媛、大洲、松山などを舞台とした作品です。

  • 入院中に兄からの差し入れで読んだ本。
    読みやすく編集されているのか、スラスラ読めた。

    ぼっちゃんの個性的な、真っ直ぐな性格がユーモアたっぷりで一気に読了。

  • 表紙の子が可愛いので、もう一度読んでみようと思いました。

  • 幼いころから繰り返し読んだ本。

  • AKB48メンバー表紙ということで、
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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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