われに五月を (愛蔵版詩集シリーズ)

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  • 日本図書センター
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820595984

感想・レビュー・書評

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  • レビューサイトですから「評価」という言葉を使わせてもらいますが、本作、評価不能でした。故に、★もつけておりません。

    読もうと思ったキッカケは、ビブリア古書堂シリーズ最新作で取り上げられていたから。興味深い内容でしたし、そういえば寺山修司は久しく読んでないなぁ、と思って手に取りました。

    忘れてました。ワシ、詩がとんと分からない人間でした。

    詩は難しい、分からない……もしかしたら、そういう苦手意識から思考を止めてしまっているのかもしれませんが、結局のところ、どうにも言葉を、内容を飲み込めない読書になってしまいました。せめて、「分からないなりに言葉の力を感じる」くらいの賢しげなことが言えればと思いましたが、それも出来ず、で。

    考えずに、感じれば良いんだろうか……でも、感じるには言葉が入ってこない……難しいものです。

  • 日あたりて雀の巣藁こぼれおり駈けぬけすぎしわが少年期

  • 「ビブリア古書堂の事件手帖」第5巻登場作

  • 日本の俳人・歌人の中で一番好きな人。歌の中に広大かつ現実感のある物語を感じさせるところが好き。当時大論争を巻き起こしたという二次創作的な気質も、現代的だし私は好もしい。地獄変を読んだときはこんな歌世界があったのかと陶然として、一時はすっかり寺山修司にはまった。

  • われに、五月を。

  • きれいな言葉たち。

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著者プロフィール

詩人、歌人、劇作家、シナリオライター、映画監督。昭和10年12月10日青森県に生まれる。早稲田大学教育学部国文科中退。青森高校時代に俳句雑誌『牧羊神』を創刊、中村草田男らの知遇を得て1953年(昭和28)に全国学生俳句会議を組織。翌1954年早大に入学、『チェホフ祭』50首で『短歌研究』第2回新人賞を受賞、その若々しい叙情性と大胆な表現により大きな反響をよんだ。この年(1954)ネフローゼを発病。1959年谷川俊太郎の勧めでラジオドラマを書き始め、1960年には篠田正浩監督『乾いた湖』のシナリオを担当、同年戯曲『血は立ったまま眠っている』が劇団四季で上演され、脱領域的な前衛芸術家として注目を浴びた。1967年から演劇実験室「天井桟敷」を組織して旺盛な前衛劇活動を展開し続けたが、昭和58年5月4日47歳で死去。多くの分野に前衛的秀作を残し、既成の価値にとらわれない生き方を貫いた。

「2024年 『混声合唱とピアノのための どんな鳥も…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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