日本が戦ってくれて感謝しています2 あの戦争で日本人が尊敬された理由

著者 :
  • 産経新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819112710

作品紹介・あらすじ

真の友は本当の歴史を知っている!歴史認識の鍵、第一次大戦「マルタ」における感動の日英同盟を序章に、読者から要望が押し寄せたインドネシア-あの戦争の大義そのものを3章にわたって収録!歴史認識を辿る旅、待望の第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 第2段、舞台はインドネシア、サイパン、シンガポール。

    インドネシアをオランダから解放した日本軍。インドネシアでは、今でも日本軍に感謝する声が。この本には書かれないが、日本はインドネシアに戦後補償をしている。書かれていることが事実なら何故?と思い、調べると、賠償の意味合いではなく、戦後支援として…とある。それでも、やはり腑に落ちないものが残る。また、著者はインドネシアからの感謝に、中韓を比べるが、当然、これら国々は当時の状況が異なる点は忘れてはならない。大東亜共栄圏の思想に感謝する国がまとも、それ以外は異常と排する考え方は危険である。

    また、サイパン島でのバンザイ突撃に対し、硫黄島の栗林忠道により命じられた、1日でも命を長らえ、本土決戦への引き延しを取る戦略のいずれが適切か、など、読みながら考えてしまった。近代戦では、もはやこのような悲劇は起こりにくいのだが、イデオロギーが戦士の行動を決めるのだ。そこには、目指した最適行動とは異なる悲劇も孕むのだろう。

  • 大東亜戦争の意義を確かめ、再検証する著者の続編。

    前著もそうだったが、本当に目から鱗が落ちっぱなしの一冊。

    戦争中のこうした日本軍の行動様式は、戦後の日本では何一つ教えられてない。それは戦後の歴史教育が如何にくだらなく、如何に日本人の誇りを打ち砕き、如何にGHQ支配のWGIPによる洗脳のもと事実を隠蔽し自虐史観を刷り込んできたかを物語る。

    大東亜戦争は侵略戦争などではなく、欧米によるアジア植民地の解放のための戦争だったこと。

    我が日本の先人が目指した高邁な理想を、踏み潰してはいけない。今こそしっかりした事実に基づき、大東亜戦争の意義を日本国民に再教育しなければいけない。

    そうでなければ、欧米や第三国はもちろんの事、親日と言われるアジア諸国からも軽んじられるだろう。

    日本人全員が読むべき書である。

  • 本書は題名の通り②なので、もし①を読んでないなら(そんな方はなかなかいないと思いますが)①も読んで下さい。②に劣らず内容が素晴らしいです。

  • 日本人必読の書第2弾。なぜ日本は感謝されているにもかかわらず、反省と謝罪を繰り返しているのか。

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著者プロフィール

東京農業大学農学部卒業。アジア航測株式会社勤務を経て、NPO法人環境市民で受託業務に従事。NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21事務局長に就任し、ローカルアジェンダ21の推進組織の運営に従事。その後、京のアジェンダ21フォーラム事務局長に就任し、組織統合により、現在、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会企画広報室長。

「2023年 『SDGs時代に知っておくべき環境問題入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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