国民の遺書 「泣かずにほめて下さい」靖國の言乃葉100選

  • 産経新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819111072

作品紹介・あらすじ

これは、最期のその瞬間も「私」より「公」を思ったすごい日本人たちの物語だ!靖國神社全面協力「英霊の言乃葉」初の選集。

感想・レビュー・書評

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  • 本書を読んで、
    当時の日本人が如何に教育水準が高く知的で、清く正しく美しく潔くを良しとして生きていて、父母を敬い、兄弟姉妹家族を大事にし、妻子を愛していたか、そして祖国の為に生きる事、祖国に忠を尽くす事が如何に大切であったのかを痛切に感じた。
    私は遊就館で本書に記された遺書や辞世の句の現物を拝読した事がありますが、わずか二十歳そこそこの青年達が使う言葉に感動を覚え、筆で書き記した文字の美しさに驚嘆しました。それを知った上で本書を拝読して、明治維新以降、戦前までの日本はどんな国だったのか、そこに暮らす日本人とは、恐らく世界一誇り高く格式高い人々だったのではないだろうか…と感じ入ってしまいました。
    現代を生きる我々はもっとこういった歴史を知るべきだと強く思います。

  • 今日の日本国の繁栄。その礎を築いてくれた多くの英霊。
    これからも、英霊が望んでいた世界平和と日本国の繁栄の為に自分なりに貢献していきたいと思える作品。植村眞久命のページを読んでいる時は涙が止まりませんでした。

  • 祖国日本と平和を守るために戦ったたくさんの英霊のことを日本人は決して忘れてはいけないし、今後どのような国を作り、守るのか考え続けなければいけない。

  • 副題が「泣かずにほめて下さい」だったが、これが泣かずに1ページも進められようか。 この靖国の言葉を読めて幸せだった。 これ程純真で公心に溢れている。 今までの靖国の考えを一掃する1冊であった。

  • これは日本という祖国のために散っていった国民の遺書であり、靖国神社に揚げられた遺書である。
    軍人だけではなく、従軍看護婦などの遺書も含まれる。

    これを読むまで、法務死というのを理解していなかったと知った。
    一般的に戦争は1945年(昭和20年)8月15日に終わったが、1952年(昭和27年)4月28日国際法上サンフランシスコ講和条約が発効されるまでに、戦争裁判で戦争犯罪者(戦犯)として罪人とされ、死刑となった者は1,000人を超える。それまで、本当の戦争は終わっていなかった。
    裁判は正当なものではなく、一言で言えば日本への「報復」だったとされる。
    『凛として愛』のなかで裁判官もそう言っている。
    遺書の中でも、国外で監獄に入り、死刑の順番を何年も待つことになったかたの思いはあまりに悲痛だ。国へ帰ることもできず、銃殺される。
    皆、日本という国のために散っていった。
    『凛として愛』の話に少し戻るが、そのなかでは「日本は侵略戦争をしていない」ということを訴えている。満州事変の一方的な殺戮、真珠湾の奇襲など、日本が侵略戦争をしたように習ってきたように思うが、それは偽られた歴史だという。
    それが本当ならば法務死していった方々はなんだったのだろうか?

    遺書の中には「特攻の生みの親」でも大西瀧次郎中将の遺書もある。
    「諸子は、国の宝なり。平時に処しなほよく特攻精神を堅持し、日本民族の福祉と世界人類の和平の為、最善を尽くせよ。」
    身を挺して特攻した若き英霊たち、2,000名以上のその精神を受け継ぎ、忘れず、今後の日本を守ってほしいといっている。

    遺書には多く、「靖国で待っている」と書かれている。家族へ、友へと。
    皆、侵略ではなく、国を守るために戦っていた英霊たちである。それに敬意を払わずして、だれが日本人であろうか。

  • ”立ち読みで涙がこぼれおちそうになった…。この真摯な想いは僕らが受け継いでいかなきゃ
    ---
    T:
    P:
    O:
    ---
    <読書メモ>”

  • 壮絶過ぎる。
    いろいろ考えさせられます。

  • 2018/12/17読了

  • 靖國神社で販売されている『英霊の言乃葉』の第1~9輯(しゅう)の選集。産経新聞出版社が小林に選者を依頼したという。その経緯については小林の「まえがき」に詳しい。戦時中の遺書といえば『きけ わだつみのこえ 日本戦没学生の手記』(日本戦没学生記念会編、1949年)が有名だが、CIE(GHQの民間情報局)の検閲が施されていることが判明した(日本経済新聞 1982年8月22日/戦後の風潮)。
    http://sessendo.blogspot.jp/2016/02/100.html

  • 以前書いた</a>通り、、改めて読み直しました。この日でないと、書く意義が薄れてしまうそうなので、書いています。

    今日ほど、この本ほど、生と死に向き合える機会はないと思います。惰性で過ごしがちな日々に、「生きることの意味」を突きつけられます。人生三分の一くらいに差し掛かっていると思いますが、これまでの人生、これからの人生、を今一度見つめ直したいと思います。

    できることなら、この本を通じて、これから毎年この日に、こうして思いを書きたいと思います。

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