いのちをいただく

著者 :
  • 西日本新聞社
4.59
  • (136)
  • (40)
  • (15)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 631
感想 : 105
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816707858

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 県立図書館で「夏休み こどもにおすすめ」コーナーで。

    「「何気なく」」食べてしまっていた食べ物。
    お肉にしても、野菜にしても、海藻にしても、
    みんないのちなんだなぁ。。
    それを私はいただいているんだなぁ。


    お肉を食べないという選択を
    過去にしたことがあったけれど
    『最大の感謝をしていただく』が今の私の選択かな。

  • なんとはなしに読んだこの本から
    目が離せなかった

    肉 野菜 つまり命

    食事 つまり命を食べること

    アースシリングという映画を見た
    動物たちが精肉されて食品売り場にパックされるまでの過程を追った話

    嘔吐感
    嫌悪感

    肉を食べることをやめようと思った
    二十歳の春

    でも今も食べるけれど
    積極的に肉を食べるという感じではなくて

    タンパク質が足りないからか
    いつも栄養が不足気味で

    それでもいいかと思った
    でも、そういうことでもないらしいと思った

    生きている命をいただくということ
    生きるということ

    つまり
     人は一人で生きて行くのではなくて
    動物はありとあらゆる生き物の中で生きているということで
    命はすべての関係性の中で生きているということで

    食べることを大切にしたいと思った

    そういう生き方を模索したい

    自分を損なうことなく
    誰かを傷つけるのでもなく

    この本を読んで
    決定的に何かが変わったわけではないけれど

    何か
    変えてはいけないものなのか
    未来に持って行かなくてはいけないものは

    もらったように思う

  • いまさらこんなことで泣いてはいけない気がするけど、泣けてしまった。
    残すなと子どもに言うくせに、料理する立場のわたしの自覚が足りませんね。
    食育って難しい。

    小学生になったら、読ませたいな。

  • 最近、親が学校に対して、「きちんと給食費を払っているのだから、給食の時間に”いただきます”と言わせないでほしい」と意見した、というニュースを読み、唖然としました。お金を払っている=いただいているわけではない、という主張だとか。お金を払いさえすればものが食べられる、という考え方も間違っているし、「いただきます」の意味も全く取り違えているし、もう全ておかしい。
    人間のエゴといわれようと、いのちをいただく、その行為ははるか昔から変わらない。だからこそ感謝して、のびのびと命を全うさせてあげれたら、と思います。
    「ぶたにく」も読みたいです。

  • 食べるという行為を改めて考えさせられる。
    いのちをいただいていること。感謝をわすれないように。
    いただきます。ごちそうさま。

  • 不覚にも書店で立ち読みの段階で早くも涙。

    「いただきます」の意味が良く解る素敵な本です。大人にも子供にも読んで貰いたいです。

    涙が出ちゃうから人前では読めませんけど。

  • 友人に勧められて読んだ本。「いただきます」ということの大事さを身をもって感じました。食育について子どもに伝えるのは難しいけれど、いつか子どもとも一緒に読みたいと思います。

  • 涙が出ます。子どもにも読んで欲しい。

  • かわいらしいイラストの絵本版もあるけれど、やっぱりこっちが心に響く。

    食育という立派なテーマをもった本なんだけど、それとは別に、胸を打つ文章となんともいえないイラストに毎回涙腺がゆるんでしまう。

    声が震えずに読みきかせできるようになるまでしばらく練習した一冊。

    紙芝居もあります。

  • 食べ物の大切さを考えさせられました。子どもたちに読み聞かせしたい。娘が大きくなったら、読んでやりたいな。

全105件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

助産師。
1957年、大分県竹田市生まれ。国立熊本病院付属看護学校、国立小倉病院付属看護助産学校助産師科卒業。福岡赤十字病院参加勤務を経て、1988年、福岡県行橋市にて、産婦人科医の夫とともに、内田産婦人科を開業した。2004年、九州思春期研究会設立。事務局長をつとめる。また、文部科学省嘱託、性教育実践調査研究事業員をつとめ、現在にいたる。九州の学校を中心に、講演活動も続ける。著書に『ここ―食卓から始まる生教育』『いのちをいただく』『紙しばい いのちをいただく』(すべて
共著/西日本新聞社)がある。

「2013年 『絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田美智子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×