- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816367632
作品紹介・あらすじ
美味しいコーヒーは豊かな時間を作り出します。本書ではいつもの一杯をもっと美味しくするために、世界一のバリスタである監修者が、コーヒー豆の選び方から道具の選び方、コーヒーの淹れ方、そしてこだわりの抽出方法まで解説しました。初心者の方もコーヒー愛好家の方も楽しみ方が広がる一冊です。
感想・レビュー・書評
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本を読む時のお供はコーヒー。
コーヒーの豆の袋やネットの淹れ方の記事を見て、淹れてます。
でも、せっかく毎日飲む物だし、一度勉強しようと思い、図書館で借りました。
第15代ワールドバリスタチャンピオンの方が監修されている本です。
同じ豆でも、挽き目、粉の量、焙煎度合い、水の種類、湯量、湯温、抽出時間、ドリッパーの種類、コーヒーのカップ等によって、味が変化するとのこと。
家庭でもできる美味しいコーヒーの淹れ方のレクチャーもありました。
学んだ方法でコーヒーを淹れて、今よりワンランク上のコーヒーを淹れて、最高の読書時間を過ごしたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コーヒーを飲めるようになってまだ浅いのですが、より美味しいコーヒーを飲んでみたいと常に思っています。
先日旅行に行った際、ずっと飲んでみたかったブルーマウンテンを飲むことができました。いつも自分で入れているコーヒーとは比べ物にならないくらい美味しかったのを覚えています。それで、コーヒーを論理的に知りたいと思い、読んでみました。
コーヒーを豆や焙煎方法、抽出方法など非常に多角的な視点から知ることができました。(常識だったのかもしれませんが)今日からは、産地や抽出方法に気をつけてみたり、近くのコーヒーショップに立ち寄ってみようと思います。 -
イラストも細かく見やすく、お湯の注ぎ口のお湯の細さまで写真でわざわざ説明してあったり、全体を通して視覚的に分かりやすかった。
ただ、コーヒー豆の味の違いを言葉で表現説明されても、やはりなんとなくでしか分からなかった。
そんな表現の難しい味のニュアンスを国境を超えて世界中の人々が共通に認識できるようにと開発されたフレーバーホイールのひとつひとつの表現が独特で面白かった。
一番参考にしたいのは井崎流ハンドドリップ術で、いつかチャレンジしてみたいなぁという気にさせる。
本書は教科書ということで、栽培から焙煎、抽出までの工程や、その種類、コーヒーの簡単な歴史、カッピングの仕方などなど手広く紹介されているが、私は特にコーヒーの様々な入れ方やコーヒー豆の違いについてをより詳しく知りたかったので、説明はあることにはあったのだが、期待していたほどではなかったのが残念。
まずはこのコーヒー豆2種類を買って味を比べてみるといい、など、具体的な指導が欲しかった。 -
【背景】
①なぜ読むか
コーヒーを飲むのは好きだが、何らこだわってこなかったことを悔いているから
②何を得たいか
コーヒー全般の知識(広く浅く)
③読後の目標
コーヒーに対する解像度を上げ、「違いがわかる男」になる
【監修】井崎英明
【出版社】ナツメ社
【メモ】
第1章
①焙煎が味の大枠を決め、7段階に分類される
②産地、品種、生産処理の影響もある
③淹れ方も大事
第2章
①分量や時間はキッチリ正確に
②攪拌する
③冷凍保存がオススメ
第3章
①From Seed to Cup
②コーヒーベルトは北緯25°~南緯25°
③ゲイシャ種はエチオピアのゲシャ村がルーツ
④コーヒー豆は大きく分けるとカネフォラ(ロブスタ)、アラビカ、リベリカの3つ
⑤「生豆」は「なままめ」が正解らしい
⑥標高が高く、粒が大きく、欠点豆が少ないとグレードが高くなる
第4章
①ドリッパーの種類で味が変わる
②サイフォンは浸漬法に入る
第5章
①ミルにはお金をかけた方が美味しく飲める
②蒸らしと攪拌が秘訣
③粒度、お湯、蒸らしと攪拌の順で影響する
④フレーバーホイールという概念があり、言わばワインのアロマホイールである。
第6章
①収率とTDSという概念がある
【感想】
今までの自分は、何も考えずにコーヒーと向き合ってきたことを実感した。
ほかの趣味と同様で、正しく道具を揃えること、基本のフォームを身に付けることが何よりも大切だと学んだ。
まずは、道具を揃えるために、貯金をすることからスタートしたい。 -
わかりやすい。
図書館で借りたからじっくり見てコーヒーを淹れられなかったけど、買ってじっくり取り組んでみたらいいだろうな。 -
普段ワインを勉強してる傍ら、コーヒーについても学ぶ興味が出てきたので、本屋さんで数冊立ち読みした中から選んだ1冊。冬休みの課題図書として読むつもりだったのですが、元旦にまさにコーヒーを淹れながら読んだら止まらなくなり、そのまま読了。
繰り返し読むべき本に認定。
印象としては情報が特定の分野に偏る事なく、満遍なく記載がある気がするので最初の一冊としては大満足でした。
実際に記載のあるドリップの方法で淹れてみると味わいが全く違く、方法によって好みの淹れ方を見つけるヒントとなりました。
ワインだと石田博氏の著書が凄く良かったので、著者が世界チャンピオンなのも安心して読める要素の一つ。また、努力したが故の入門者にわかりやすく伝える工夫やバランスを感じました。
是非井崎さんの別の本も読んでみたいと思います。 -
コーヒーの産地・種類はもちろん、味に影響を与える要素、おすすめの淹れ方まで幅広く解説している本。イラストが豊富でラクに読むことができる。全体的に初心者向けに易しく書かれているが、後半ではコーヒーの味の評価方法や、科学的な知識などマニアックなところまで触れられている。
この本を通じで学んだこと
- コーヒー豆は、コーヒーノキという常緑樹に実るコーヒーチェリーの中にある種子のこと。コーヒーノキはアラビカ種、カネフォラ種、リベリカ種に大別される。
- コーヒーの味は焙煎度合いが大枠を決める。浅煎りは酸味が強く、深煎りは苦みが強くなる。焙煎度合いには浅煎りから順にライト、シナモン、ミディアム、ハイ、シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアンローストがある。
- 北緯25°~南緯25°の地域はコーヒー栽培に適していて、「コーヒーベルト」と呼ばれる。
- コーヒーが日本に伝わったのは江戸時代。当時は鎖国中で、長崎の出島に伝わったとされる。1888年に日本初の喫茶店「可否茶屋」が開かれ、次第に全国に浸透した。缶コーヒーは日本発祥で、UCCの創業者・上島忠雄が考案したとされる。 -
☆先週末買ったコーヒー豆・ホワイトデーブレンド不味い・何が不味いのか説明できるようにすること・チャートを持参して買うこと(ホワイトデーブレンドは何が×なのか伝えられるように!)
EVERNOTE登録済 -
コーヒーをいろんな面から学ぶことができる本。
かなり詳しく書かれているので、興味があるところを中心に読んだ。
産地による味の違いやまず揃えたい道具、ハンドドリップ術、フードペアリングについての話が面白かった。
コーヒーへの興味がさらに深まったら再読したい。 -
これからコーヒーを知りたい人、少し学んだけどもっと詳しく知りたい人、幅広い人に合いそうなしっかりした内容。
これまでに得た知識と違うところもあったりしたので、自分に合うような淹れ方や器具へのこだわりを参考にしたい。