- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816346408
作品紹介・あらすじ
本書は、巨大で複雑な船の外観から内部構造、そして内部メカニズムにいたるまでの船の科学技術だけでなく、船がどのように建造されているのか、どのように運航されているのか、港での貨物の荷役はどうしているのかなど、船に関するあらゆることをたくさんの写真とイラスト・図版を駆使してビジュアルに解剖した「船の解体新書」ともいえる本である。
感想・レビュー・書評
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熊本県長洲町 ユニバーサル造船
日本の造船所 東京湾、瀬戸内海、九州西部
船が水に浮くのは、船の重量以上の浮力が働くから→船が押しのけた水の量
船の体積 シンプソンの公式
ヨットの復原力 キール(船底のおもり)
舵に働く揚力 舵に流れ込んできた水流と舵の向きに角度(迎角)
揚力は舵に流入する水流の2乗に比例して大きくなる。
6自由度の運動 横揺れ防止装置
ヒルジキール フィンスタビライザー アンチローリングタンク(減揺水槽)
船の部位 Ahead前方 Bow Stern Astern後方
右舷Starboard 左舷Port(バイキング船 舵が右舷の船尾→傷つけないように右に港)
海の日の起源となった明治丸 1876年明治天皇東北・北海道地方巡幸 横浜港に帰着
サイドスラスターマーク(離着岸時に接近する小型船への注意)
ファンネルマーク 商船三井(オレンジ ナンバーワンの企業にマークはいらない)
川崎汽船(Kライン)
船の燃料→バンカー(石炭庫 石炭燃料の名残)
帆船 風に向かってジグザグに進む操作 タック
操舵号令 Hard a starboard. Hard a port.
海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法
航海灯 マスト灯、舷灯(左赤、右緑)
国際信号旗
係船 太いロープ→係船索
アンカー錨 錨泊
潮汐 月と太陽の引力 1日2回
海流の流れ コリオリの力(偏向力)→北半球見回り 南半球左回り
時化(しけ) 台風の可航半円
船内組織 船長 甲板部、機関部、事務部
コンテナ 20と40フィートのもの TEU
コンテナ番号 5面に記載 ①所有者コード○○○U ②一連番号6桁 ③チェックデジット
ドライコンテナ(一般的なもの)
名古屋港 飛島埠頭コンテナターミナル詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
既にカラー図解「つくり方からしくみまで」のシリーズで好評を受けているナツメ社からのこの本は巨大タンカー船やコンテナー船の建造から船の仕組み、航海を中心にしてカラー写真で図解したイラスト本である。造船所の生産工程の流れやその細部、操船システム、海図の見方なども解説している。この本を読むと造船会社の仕事、海運会社の仕事および港湾の仕事が一人で果たせるのではないかと錯覚を起こす。いわば船と海についての百科事典のような本であるが、辞典のような読みにくさは全くない。
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図書館で借りた著者の『船の最新知識』がとても分かりやすかったので、手元に置いておくために本書を買った。
内容的には『船の最新知識』をもうちょっと詳しくして豪華にした感じ。初学者の最初に取るべき一冊だと思う。 -
仕事の関係で読みました。
船って普段の生活に全く縁がない気がするけれど、実は自分たちの身近な生活を支えているものだという事がよくわかりました。
写真が豊富に使われていて、とてもわかりやすいです。
同じタイミングで入門書をもう1冊読んだけれど(ビジュアルでわわかる船と海運のはなし)、全くの初学者向けとしてはこちらの方がベターだと思います。
「ビジュアル~」を読むのはこちらを読了後の方が良いかも。 -
カラー図解で船のことについてめっさわかりやすく書いてある本。
これを読んでから実物をみるともっと理解が進むと思う。
読んで損がない本だと思います。 -
こちらも仕事で撮影させてもらいました。
楽しかったな〜
しかも巻頭!!
しかもユニバーサル造船!!
本の内容もすごくイイ!!
いろんな船のことが載ってます。
面白いよ。
ホントにわかりやすい。
本屋で見かけたら開けてみてください。
買ってもらえたらもっと嬉しいです☆