早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚! 」読書法

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815613396

作品紹介・あらすじ

●「せっかく読んだ本の内容を忘れた!」がなくなる

読書に関する悩みで一番多いのは、「せっかく読んだ本の内容を忘れた」というものではないでしょうか?
ベストセラーの『忘れない読書術』『瞬読』など、読んだ本を忘れないためのメソッドを謳う本は多いものです。
本書では、紙1枚にまとめることで「読書の忘れない」ものにして、かつ、自分で使えるメソッドに落とし込む方法を紹介します。
ビジネス書や教養書を読む方すべてにおススメの1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • いままで読んできた本の内容を忘れてしまうことが多いので、せっかくなら『忘れない、思考力が深まる』ようになりたい、と思って読んでみた。結果、本書の内容と自分の読書傾向とを比べると、方向性が違ったためあまり参考にならなかった。仕事に必要な本をたくさん読まなければならない人たちには、分かりやすい良い本だと思う。小説は、"早く"読む必要はないと思った。

  • 本をたくさん読みたい!
    でも、すぐに内容を忘れてしまう。
    せっかくこのフレーズ素敵と思っても
    すぐに忘れてしまう。

    そんな悩みを解決してくれるのでは
    と思いこの本を読むことにした。

    紙1枚にまとめることで、読書した内容を
    忘れず、自分で使えるよう落とし込もうと
    いう試みの本。

    具体的な内容は参考にできる
    ところが多数あると思うが、
    なにせ、ビジネス書メインで書いてある
    ので、後半ちょっと得たい情報と
    離れてくる。

    でも、自分の読書ノートをつくる
    参考にはできそう、やってみる。

  • まずは、冒頭部分で、自分の思考がスロー思考ではなく、ファスト思考になっていると認識させられた。

    ビジネス書、自己啓発本は時々読みノートに大切と思った箇所を記入してるが、1冊で数ページに及ぶことがある。本を手に取った時の理由をパーパスとし、一枚にまとめる実践したいと思った。
    ただ、線を書くのがかなりめんどい。
    以上、感想。

    この本の中では、
    ①作品
    ②作者
    ③読者
    それぞれ中心の読解があるという

    まずは、③からはじめ、①②へ読み方を変えてゆくと読解力や理解力、要約力、他者への理解、最後はリードしていく力に繋がる、ということを言っていると解釈した。

  • 最近、実用書をあまり読まないが、メモの実践できるかな〜。

  • 1.今度、仲間と読書会を行うことになったので、読むことになりました。

    2.読書をしてもすぐに忘れてしまったり、読書はつまらなくてめんどくさいと思ったことはないでしょうか。この本はA41枚に法則に基づいて内容をまとめることで、読書の内容が入り、かつ深い思考を得ることができます。
    具体的には、問い、目的、印象に残った言葉をピックアップし、それぞれを著書の通り書き記していくというやり方が書いてあります。これを実践していくことで、日々の成長を実感できるとともに、自分の思考の特徴も捉えることができます。
    よって、本書は読書法と書いてありますが、思考法にもつながる一冊となっております。

    3.たしかに、ここまで書き込むことで忘れることは少なくのだと思います。そしてなにより、自分でまとめることで要約力やプレゼン力の向上にも繋がってきます。私はこのようなやり方でアウトプットしておりますが、もしこの方法を実践したらどのように思考を深くできるのかを確かめたくなりました。しかし、これを書くのに20分程かかるそうなので、最初は苦労するからやりたくないなぁと思ってしまいそうです。なので、一度やってみて、自分が弱いところだけをやってみようと思います。

  • 動詞で誤魔化さないで動作にまで落とし込んでおく。具体的に考えられなければ何をしていいかわからなくなる。大切なことですができていませんね。時々振り返ってみよう。いかん、行動まで変換していない。付箋を貼ったところを読み返そう!

  •  「本を大量に読んでも頭に残らない...」そんな思いを胸に読書術の本を数十冊読み漁るも、どれもしっくりくるものは無かった。そんな中、本書と出会い革命が起きた。良かった点は2つある。

     1つめは、「読者」中心の読み方の存在を知れたこと。
     作品の意図を汲み取ろうとする読み方しか知らない私からしたら、「目的を明確にして、自分に必要な箇所だけ読んで読書終了」という考え方は斬新だった。この考えは読む時だけでなく、本を選ぶ時にも役に立つ。今後は無駄な選書も減りそうだ。
     
     2つめは、紙1枚のハードルが低いこと。
     フレームワークがシンプルでとっつきやすい。紙1枚に線をパパッと引いてペンを3色用意するだけ。他書だとノートの作り方が複雑で続いたことなかったけど、これなら続けられそう。
     本書読了後、さっそく紙1枚に書いてみた。実践してみると「問い」を考えるのが思ったより難しくて苦戦。この辺は徐々に慣れていきたい。

     今後は本を読む前に「目的を明確にする」「読んだら紙1枚にまとめる」を徹底する。この本にもっと早く出会ってたら、記憶に残る読書が出来てただろうなぁ。

  • 本を読む人は、なぜ速く読めるのだろう?
    疑問だったし、読めない自分がコンプレックスだった。
    『1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術』も同僚から勧められ、同時期に手に取った。
    ・目的意識をはっきりさせて読むこと
    ・本にその目的達成の答えを問うこと
    2冊ともやり方は違うが共通点があって、私にとって「使える」本だった。
    これなら年間100冊読めるかもしれない。
    2022年の船出は順風満帆!
    100冊ブクログに書く!

  • 紙一枚にまとめて、実生活に活かす読書をしていこうと主張されています。

    目的を明確にして、その解決のために本を読む。
    この方法を知って、「早く本を読みたい」という気持ちになりました。

    しかし、当然ではありますが、すべての読書に最適な方法ではありません。ゆるやかに読書することを否定されるような、微妙な感覚を覚える瞬間がいくつかありました。私個人は、目的のない読書からたくさんの学びを得てきた経験があるからです。

    ビジネス書を読む際には実践します。
    新たな読み方を示してくれて感謝。

  • 朝活が習慣化できたので、読書タイムで積読本を消化しようとわくわくしているのですが、読むだけになるのはもったいないと思って読んでみました。
    読んでいて、参考にしたいところは何箇所かあったものの、私の読書スタイルには合わないというか…メインの読書法としては取り入れ難いなと…
    ビジネス書を何冊も読んでどんどん活かしたい人には向いてるかもしれないです。

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著者プロフィール

浅田すぐる
「1枚」ワークス株式会社代表取締役。「1枚」アカデミアプリンシパル。動画学習コミュニティ「イチラボ」主宰。作家・社会人教育のプロフェッショナル。名古屋市出身。旭丘高校、立命館大学卒。在学時はカナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学留学。トヨタ自動車(株)入社後、海外営業部門に従事。同社の「紙1枚」仕事術を修得・実践。米国勤務などを経験したのち、(株)グロービスへの転職を経て、独立。現在は社会人教育のフィールドで、ビジネスパーソンの学習を支援。研修・講演・独自開講のスクール等、累計受講者数は10000名以上。大企業・中小企業問わず、登壇実績多数。2017年には海外(中国・広州)登壇、2018年にはルーツであるトヨタとパナソニック合同の管理職研修への登壇も実現。2015年からは、作家としてのキャリアもスタート。これまでに6冊を上梓し、著者累計は41万部超。独立当初から配信し続けているメールマガジンは通算1000号以上。読者数18000人超。

「2021年 『早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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