ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815604653

作品紹介・あらすじ

「……ふぇ? な、なに?」

引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、
なんと帝国の将軍に大抜擢されていた!

しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。

名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで
「運動神経ダメ」
「背が小さい」
「魔法が使えない」
と三拍子そろったコマリ。

途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。

「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」

はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー!

引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?

感想・レビュー・書評

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  • 【電子書籍】ある日引きこもり吸血鬼少女のコマリに父親が持ってきた仕事は「七紅天」という名の帝国将軍職。彼女が率いる軍団を構成するのは、殺人鬼やテロリストなど問題がある兵士ばかり。おまけに腹心のはずのメイドのヴィルは隙あらば迫ってくる変態で…。読友さんのレヴューに惹かれ読んでみましたが大当たり。シリアスな設定がここぞという場面で劇的に発揮される展開で、愉快痛快なファンタジックコメディでした。引きこもり吸血鬼コマリの快進撃をもう少し見てみたい。続きがあれば嬉しい限りです。

  • 引きこもりのヒキコマリが勘違いから将軍になってしまう。バレないように四苦八苦する様子がコミカル。前半が平和な流れに対して後半にかけて一気にシリアスな展開が始まる。メイドを助けるために命を張って戦うところは胸が熱くなるシーン。続きも読みたくなった。

  • まあ口絵でだいたいネタはバレちゃんうんだけどそういう事だよねー。キャラ同士の掛け合いはかなり面白いんだけどストーリーの軸は平の凡でご都合主義って感じだなあ。
    もうちょっと頑張らないとイラストのおかげで売れたって言われてしまいそう。

  • コマリがかわいい。
    今年の理想の上司に決定。

    ほかのキャラも魅力的だし、ストーリーも楽しいし、早く続きが読みたいです。

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著者プロフィール

第11回GA文庫大賞にて「ひきこまり吸血姫の悶々」で《優秀賞》
第26回電撃小説大賞にて「灼華繚亂」で《銀賞》

「2022年 『ひきこまり吸血姫の悶々9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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