書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815604035

作品紹介・あらすじ

自己肯定感が高い人の人生は幸福であるといいます。
仕事でも恋愛でも人生でも、チャレンジでき、良い人間関係を築けるには、
「何があっても大丈夫」と思える自己肯定感の高さが重要なのです。
ところが、心理カウンセラー・中島輝さんによると、「自己肯定感を高めよう!そう思った方は要注意」と言います。
なぜなら無理に高めようとすればするほど、潜在意識が反発して「自己肯定感なんて高まらない!」と思ってしまうから。
では、どうしたらいいのか??
そのヒントが「高める」ではなく「高まる」
自分で高めようとしなくていい。自分以外の力で高めていくのがポイントです。
そして、そのためにいちばん効果的かつ簡単な方法が、「書く」ことなのです。
なぜ書くことが効果的か、
それは書き出す(自己表出)、文字にする(可視可)、目で確認する(記憶)ことが脳や潜在意識に働きかけるからです。
他の作業に比べて書くことは、脳に与える影響が圧倒的に違うと言います。
手書きをすることで、脳が何カ所も刺激を受け「これは重要な情報だ」と認識するのです。
また、書かれた言葉を目にすることでメタ認知や報酬系が働き、脳が本気モードに変わるのです。
さらに脳科学では、言葉にすることで無意識をコントロールすることができるといいます。
このような脳の性質を利用して、書くことで自己肯定感を高めていくのが本書の趣旨です。
毎日書くことで、無意識に働きかけ、低かった自己肯定感を書き換えていきます。

感想・レビュー・書評

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  • 自己肯定感を高めるというのは、自分自身の考え方や行動意識を変えるのが主で、あくまで自分自身と向き合うことであって、本当の幸せは、周りの環境を変えたりとか、他人を動かすとかの行動が必要だと思うけれど、たしかに自己肯定感が高い方が個人の幸福度は上がるし、周りを巻き込むアクションを起こしやすいマインドになるんだろうなと、人間の基本的なパワー源として必要なんだろうなと、思う。

    自分が落ち込んだりネガティブになったりした時、つまりそれが自己肯定感が低くなった時、ということだけど、自然とこの本に書いてあるようなワークをしたりしていたな、と思う。でもこの本を読んで、どういう要素が低下していて、それを高めるためにはどういうアクションをしたらよいか、というのが具体的なワークとして載っていたので、自分を客観的に分析し、それに対処する、ということがもっとうまくできるようになりそう。

    心配事があるってのは何か別のことをしてても脳が常にマルチタスク状態ってことだから、そのリソースを解消してあげれば、脳は効率よく使えるということ。

    なかなか頭の整理ができ、具体的なツールものってる、身になる本でした。

  • 2020/04/18

    【感想】
    とても面白かった
    いろんな本に書いてあることをうまくきれいにまとめられていてわかりやすかった

    響いたところを実践していこうと思う

    ひと口に自己肯定感と言っても6つの感があり、どこが低いのかをチェックできて「自己肯定感が低い」という自己評価から、「自己受容感と自己有用感が低いけど、意外と自己効力感と自己決定感は高いのかも」という捉え方に変わった
    またそれぞれの「感」ごとにワークがあるので取り組みやすい

    【好きな言葉・表現】
    自己肯定感は生きるエネルギー(P22)

    満足と幸せは違います(P248)

    【取り組みたいワーク】

    自尊感情…自分には価値があると思える感覚(BE)
    自己受容感…ありのままの自分を認める感覚(OK)
    自己効力感…自分にはできると思える感覚(CAN)
    自己信頼感…自分を信じられる感覚 (DO)
    自己決定感…自分で決定できるという感覚(GO)
    自己有用感…自分は何かの役に立っているという感覚(YOU)

    イフゼンプランニング(P74)
    「もしXが起きたら、行動Yをする」と前もって決めておく

    エモーショナルスケーリング(P79)
    →自分の人生で最高の不安や恐れを10点満点とし、今感じているものを採点する

    エクスプレッシブライティング(P162)
    自分が感じている負の感情やストレスに思っていることをひたすら紙に書き出していくだけ
    ①制限なく吐き出し②全体を眺め客観視③確認したら捨て
    ※何が原因で自己受容感のバランスが崩れたか

    スリーグッドシングス(P172)
    ノートに1日の終わりにその日を思い出し、3つの「今日よかったこと」を書き出す(手書き推奨)
    ほんのちょっとの新しい経験や自分なりの発見を書くと効果的
    ※崩れてしまったバランスを取り戻すきっかけ

  • これまで学んできた、コーチングと重なる部分のある一書だった。
    書くことで、①自分の気持ちを吐き出し、②客観視でき、③次何をするか考えられる。
    このような効果が分かりやすくまとめられており、それとともに、ワークも載せてあり、実際に試してみることのできるものでした。

  • 自己肯定感にもいろいろな種類があるって話と、それぞれを高めるためのワークが付いてて、書くだけで人生を変えていけるっていうタイトル通りの本なのかなと思います。
    全部やる必要ないんで、たとえばスリーグッドシングスとか、やりやすいと思うものだけでも取り入れるといいんじゃないかなと思います。

  • 良かった。
    書くことで、人生の質が変わっていく。

  • 読書というより、ワークする本。

    ネガティブな気持ちになったときのイフゼンプランニングと、イメトレ文章はやってみて新しい気づきがありました。

  • 自己肯定感をつくる"6つの感"
    ①自尊感情(自分には価値があると思える感覚)
    ②自己受容感(ありのままの自分を認める感覚)
    ③自己効力感(自分にはできると思える感覚)
    ④自己信頼感(自分を信じられる感覚)
    ⑤自己決定感(自分で決定できるという感覚)
    ⑥自己有用感(自分は何かの役に立っているという感覚)

    自己肯定感チェックシートで、私は現時点で全ての感が低かった。(笑)

    自己肯定感は、自分の人生という軸を支えるエネルギー、生きるエネルギー。その自己肯定感を高める一番の方法が「書く」こと。
    ノートに書き出し、見える化し、今の自分と向き合う時間を過ごすことで、今からもっとなりたい自分になっていく。

    本書の中で様々な「自己肯定感ワーク」が紹介されており、まずは自分がこれなら取り組めそうだなと思うものから始めてみるといいかもしれない。
    メモをとる習慣はすでにあるので、楽しんで続けられそうなことばかりでワクワクする!☆

    巻末には「自己肯定感ノート書き込み式テンプレート&切りとり式ワーク」があり、QRコードから全てのテンプレートをダウンロードできるので、何度でも印刷ができるのも最高だと思った。
    自分のペースで自分と向き合っていこう。

  • 前作:自己肯定感の教科書 の後に購入。

    自己肯定感についての解説は同じ
    ワークが豊富にあって、どれから手を付けようか迷ったほど。
    まずは感情の思うままに書き出すこと、書いたことを否定しないことが大切だと学んだ。
    今後余裕が出てきたら、スリーグッドシングスを思い書き留める夜も素敵だなと感じた。

  • この本は、読むだけに終わらない本です。
    ワークだらけ!だが、それがうれしい(笑)
    とりあえず、好きそうなワークからやっていきます!
    自己肯定感が上がるかどうかはわからないけれどワーク自体はやりがいがある内容が多い。
    難点としては少し難しいこと。
    続けるのも難しいこと。
    でも、やってみると結構楽しい。
    完璧にやらないいけない!と思わないところから始めます(笑)

    現状、僕が好きだなと思うワークは、
    if-thenプランニング
    イメトレ文章完成ノート
    いいとこ探しノート
    です。書いたやつどーしよ(笑)

  • 前作の「自己肯定感の教科書」に引き続き復習感覚で読ませていただきました。その中に書かれている中でこれなら私でも出来そうと思ったことを何個かしただけで、今までなら躊躇してたことが出来たり自分自身を見つめ直したりと改善されました。

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著者プロフィール

心理カウンセラー。「自己肯定感アカデミー」代表、「トリエ」代表理事。心理学、脳科学、NLPなどの手法を用い、独自のコーチングメソッドを開発。Jリーガー、上場企業の経営者などのメンターを務める。おもな著書に『自己肯定感の教科書』『自己肯定感ノート』『自己肯定感365日BOOK』(すべてSBクリエイティブ)、『習慣化は自己肯定感が10割』(学研プラス)、『うつ感情のトリセツ』(きずな出版)などがある。

「2022年 『「知らんがな」の心のつくり方 あいまいさを身に付けるレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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