離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本
- SBクリエイティブ (2019年3月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815601386
作品紹介・あらすじ
もう我慢しない!振り回されない!
ブログ、メルマガで大反響!2万6千人が効果を実感!
もう我慢しない! 誰にも振り回されない!
上司、同僚、夫婦・恋人、家族、親戚、友達……
あなたのまわりにいる理不尽なあの人からの「攻撃」の対処法を、
気鋭のカウンセラーが具体的で実践的な「9つのステップ」で紹介します。
感想・レビュー・書評
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わかりやすい語り口で、非常にためになる実用書。
何よりもこの本の最大の長所は「モラハラ対策」を言葉で全面的に打ち出していないところかもしれない。
自分のことをそうだとは思っていない、本当のモラハラ被害者にも薦めやすいし、「戦わない」実践的な方法は、試してみる価値はある。
同じようなことを繰り返し述べているように感じられるかもしれないが、モラハラ被害者は洗脳されている状態に近いので、繰り返し同じ対処法を語りかけるこのやり方は、効果的だと思う。
モラハラに悩んでいる人には、ぜひ読んでもらいたい1冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
具体的でわかりやすく、脳内でシミュレーションしながら読み進められる。そうするといろいろと辛いことも思い出し場面もあったが、生きていくために必要な本だった。私がお金持ちなら、学校に配りたい。励まされた。
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なぜ攻撃されるのか
→攻撃しやすい人に見えるから
→攻撃を躊躇うような人になろう
(前提)
・攻撃されやすい人=弱い、「個人的に」有害とみなされてる
・いつも理不尽に攻撃されているなら、もうそれは、話せばわかる相手ではない
(わかってもらおうとするのでなく、相手にとって弱くも有害でもなく見えるように持っていく)
(メソッド)
1.悪人として相手に接する=エレガントな悪人=底知れぬ怖さ
⇒人として正しいか、ではなく、自分を守るために必要なことは、すべて正しい
2.相手に無関心になる 鳴かぬなら、それはそういうホトトギス
3.反応を減らす=最低限の反応 目的①自分の人間性は守る②得体のしれない怖さをまとう
・普段:いい天気だな、という程度の穏やかな表情
・怒られているとき:無念な表情
4.言葉を減らす→私には理解できなくてもいい、という権利があるし、答える義務むない
あー、わかりません
悪人として沈黙する
悪人として、あえてゆっくり話す。
短く、穏やかに、言い切る
5.接点を減らす
スッと現れ、スッと消える
6.継続する
7.冷たい威圧感を出す
8.こっそりと行動する -
①相手の言う事を理解しなくていい権利は誰にでもある
②愛よりもまず自分自身の心の平和を獲得すること。その上で自分は何をしたいのか?
③心だけは悪人になった上で。 -
モラハラ被害者の中では有名なJoeさんの本です。
ブログはとても読みやすく、救われる内容がたくさん書いてあるのでお勧めです。
本書はモラハラ、パワハラとは何なのか、、云々という解説は一切なし。相手の特性、心理状態等の解説もない。
終始、攻撃に対する防御方法をわかりやすく書いてあります。
そう、モラハラ被害者ってモラハラって何故起きるの?等々ってところは研究者バリに勉強しているのです。
だから、本書はとても明快でいい。
「また加害者のことを勉強しないといけないのかー」と気が重くなることはありません。
読んで自分の身を守りましょう。もう、相手に振り回されるのは嫌だし、疲れた時の助けに必ずなります。 -
「離れたくても離れられない」相手から、自身を守る方法が書いてある。本書では、目指すのは「平和」であると何度となく繰り返される。
しかし、書かれている方法が、本当に本人にとって「平和」な未来を築く方法なのだろうかとボクは疑問に思った。
その理由は、相手は変えられないのだから、自分が変わるしかないという、よくある結論から始まるメソッドだったから。つまり、結局、自分が頑張るしかないということになる。
そもそも相手が攻撃してきているのに、なぜこちらが一方的に相手からの防御手段を考え、しかもかなり多くの策を巡らせなければならないのか?
結果として、相手に自由を奪われている事態は変わらない気がする。いかに策を巡らせて相手を萎えさせようとも相手のために人生のかなりの時間を奪われている時点で相手にコントロールされている気がしてならない。
いじめられるのは、いじめられる側にも問題があるという主張には一定の共感者がいるが、これは強者の理屈だとボクは思っている。いじめられる側に問題があれば、いじめることすら正当化されるのか?「離れたくても離れられない」相手側が萎えて自然と離れるまで、攻撃されている側は待たなくてはならないのか?それは結局、我慢ではないのか?
少年期にいじめられる体験をしたボクには、もう最後まで読んでもほとんど納得は出来なかった。
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「いつも攻撃される人の多くは、自分の言葉に自信がなく、語尾が消え入るように話したり、最後に曖昧に笑ったりしがちです。」
には思い当たるところがある。言い切るのが大事だと思う。 -
DVなどに悩んでいる方向けの具体的アドバイス。
医師免許を持つ者にはこのアドバイスはできない -
職場や家庭で理不尽なモラハラを受けている人に向けた対策本。攻撃者は、もともと攻撃的な性格であったり、相手を支配したいがために攻撃してくるだけなので、攻撃されても自分が悪いと落ち込む必要はない。攻撃者から上手に距離をとり、自分の人生を取り戻す心構えやノウハウがつまっている。参考にしたい。
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本当の自分見せずに反応を減らす。言葉を減らす。笑うときも歯を見せずに微笑む。私の個性死んじゃう!私には難しいけど、なるほど!と思いました。依存心捨てて単独者として生きるという心構えが大切なんだなあ、一人で生きていくという強い気持ちが大切なんだとわかりました。