ねこタクシー 上 (竹書房文庫) (竹書房文庫 な 2-1)

著者 :
  • 竹書房
4.13
  • (40)
  • (49)
  • (22)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 301
感想 : 40
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812439593

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 猫かわいい

  • 御子神さんと一緒にタクシーに乗るようになってから間瀬垣さんの運気のようなものが段々とアップして、うまく回りだした。
    実際のネコは車の中でおとなしくなんてしてないし脱走すると思うけど、まぁそこは置いとこう。

  • 聞き出そうとするからだめ、自分のことを話せばいい
    自分の居場所は自分で勝ち取るものだ
    何にもチャレンジせず 、何で俺だけこんな目に遭うんだと嘆き 、手を差し伸べてくれない誰かのせいにして 、ひたすらエスケ ープしていただろう
    さっきまでくよくよしていた、すべてはやってみればどうということもない 。世の中きっとそんなことばかりが溢れているんだ 。こうやって一歩ずつやってみること 。そうやって 、俺は俺のやり方を見つけていくんだ 。

    自己啓発本を読んでるような、心を奮い立たせてくれる言葉がたくさんあった
    それも、まったりと優しい雰囲気のなかで。
    とても読みやすい本でした

  • 面白い(*^^*)

  • 社会集合体にうまく溶け込めない主人公が、「御子神さん」というネコの力を借りて成長していく物語です。動物が人と人をつなげるきっかけを作ったというところに感心しました。

  • 冴えない中年タクシー運転手とねことのハートフルなふれあい。上巻

    第一章 みこがみ
    第二章 かざあな
    第三章 ぶらさがり
    第四章 もうそう
    第五章 つとむ
    第六章 だいじょうぶ

    元教師でタクシー運転手の間瀬垣勤は、今までの人生、消極的で、煩わしいことにはかかわらず、人に依存して生きていく毎日を送っていた。

    稼ぎも少なく、嫁に小言を言われつつの毎日であったが、ある公園でねこの御子神さんに出会う。

    御子神さんの生きるスタイルに、自分を替えようとする力が少し湧いてくる勤。

    そして御子神さんを連れたねこタクシーが始まる。


    猫が擬人化されたり、しゃべるなどの設定でないところが良いです。
    誰しもが抱える人生の辛さを和らげてくれる一冊。

  • 家でも会社でも冴えないタクシー運転手の主人公が、公園の土管でデブ猫、御子神さまと出会って色々変わっていくお話。
    可愛くて楽しい!
    下巻に続く…(●´∀`●)ノ

  • お涙ちょうだいではないところがいい。
    さえない中年タクシードライバーの心の声がツボ。

  • ある日、冴えないタクシー運転手の主人公が公園で出会ったデブ猫、御子神さん。
    「MIKOGAMI」と名前が書かれた首輪を付けているのだから、ちゃんと飼い主がいて探してるんじゃないか?
    という疑問は置いといて、御子神さんとの出会いをきっかけに主人公が職場や家庭で存在感を出していく過程が楽しい。本当は主人公のやる気次第なんだろうけど、御子神さんが、その背中を押してくれた。
    「あれ?なんか上手くいって、俺どうしちゃったんだろう?」みたいな小市民的キャラクターが、憎めない雰囲気を醸し出しています。

  • 猫が特に好きというわけではないのですが。この作品の御子神さんは抱っこしてみたい。
    御子神さんは主人公の性格さえも変えることができる、本当に神様みたいな存在。私もこんなタクシーがあったら乗ってみたい。

全40件中 1 - 10件を表示

永森裕二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×