あたらしい憲法草案のはなし

  • 太郎次郎社エディタス
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本棚登録 : 135
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811807935

作品紹介・あらすじ

「国民が国家をしばる約束」から「国家と国民が協力してつくる『公の秩序』」へ。草案の提案する憲法観の大転換を、起草者たちの論理と願望にぴったりとよりそって語る。

感想・レビュー・書評

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  •  攻撃的な文章とか、批判的な内容とかを読んでいると疲れてしまうので、このくらいオブラートに包んだもののほうが読みやすいです。
     こんなふうに憲法が変わりそうですけど、いいんですか? な本。
     薄~い本なので、さくっと読めました。じっくり考えなきゃいけないテーマ、という意味では、決して薄い内容ではなく。
     だんだんと、極端すぎる言い回しがふえていきますが、一笑に付すには今の政治の流れが不穏すぎるというか。絶対にないとは言えないところが、怖いとこ。

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000167504

  • ●あたらしい憲法草案のはなし
    ●あたらしい憲法のはなし

    憲法解説本
    注目集める 教科書復刻/改憲草案パロディー
    毎日新聞2018年5月2日
    https://mainichi.jp/articles/20180503/k00/00m/040/127000c

    この二冊は学校図書館でも入れましょう。

    2018/05/15 更新

  • 自爆連!これはやばい!
    自民党を応援してる人、自民党に投票した人は必ず読むべき1冊です。
    草案の具体的な内容、その文章によってどこまで意味が変わってくるのかがわかりやすすぎるくらい、こわいくらい伝わります。

  • 現在の日本国憲法が制定された時に中学生向けの解説本として発行された内容に沿いつつ、現在の自民党憲法草案の痛烈に皮肉った解説本。とても分かりやすく、自民党案のひどさを説明している。多くの人に読んでほしいと思う。

  • いかにもブログなどを元に構成した感じの粗雑さは見られるものの、説明の内容は比較的まともである。末尾に付録として憲法草案全文と元ネタの「あたらしい憲法のはなし」が抄録されている。正直、こんな憲法が施行されるような国に住みたくない。

  • 自爆連て…

  • 「あたらしい憲法のはなし」の自民党憲法改正草案バージョン。
    スパイスが効いていて読みやすかったです。
    説明の仕方も絶妙。

    終戦記念日のある8月に読めてよかったです。
    夏休み中の子どもたちにも勧めてみようかな?

  • 自民党の憲法草案が、今の日本国憲法が交付された1年後に、文部省が中学1年生むけにつくった「あたらしい憲法のはなし」になぞらえて解説されている。
    痛烈に皮肉った文体が面白い。しかしまあ滅茶苦茶な、とんでもない内容に、おいおい…と突っ込みつつ読む。

    最後まで読んで思った。
    これ、悪循環だよね。
    98条と99条で「緊急事態条項」というのが設けられ、「国内でミサイルが落ちて大火災がおきているとき、テロで人がつぎつぎ死んでいるとき、暴動がおきて国が混乱におちいっているとき」には内閣の判断だけで緊急事態を続けることができるというのだけど、そういう事態に陥るのは、戦争放棄を放棄して軍隊をもつ国だからじゃないか! 緊急事態に陥る可能性を高めておいて、独裁政治もむべなるかなとは。
    おかしい。こんな憲法を持つ国には住みたくない。



    付録として

  • シニカルなユーモアのセンスが堪りません。参院選前にこれが全国民に配布されていたらと思うと残念でなりません。憲法改正を考える上での最高の入門書&必読書です。

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