- Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
- / ISBN・EAN: 9784811380018
感想・レビュー・書評
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表紙男の子の目の下の傷跡。それが全てを物語っている。自分の家族を殺し、自分の体の一部を切り落とした相手を許せるか。でも「許す」と話すのです。シエラレオネで何があったのか。私たちにできることとは。
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日本という国に生まれて小さい頃から当たり前にしていたことが、このシエラレオネという国では存在しない暮らしなのだと思い知らされました。
幼い頃から戦争と隣り合わせで、12歳で兵士にさせられた子の話はほんとに読んでいて同じ世界なのかと胸が苦しくなりました。
ー兵士になるか、死ぬかー
子供たちはこの二択しか選択肢がないのです。
今この時もこの国では戦争が繰り広げられています。私たちはどうすればいいのか。考えなければいけません。 -
亡くなった後藤健二さんの著書。
手に入りにくいということで。
(増刷されたことでしょうが。)
イスラムだけでなく、アフリカも訪れていてくれた、少年兵問題も取り上げてくれていた。
こんなに温かい眼で世界のことをしらせてくださっていたのに…
今となっては、ただこちら側から観ていただけの私としては言葉もありません。
合掌。 -
紛争ダイヤに関する映画を見て読んだ一冊です。
映画だけではわからない紛争のリアルな様子や悲惨な様子、少年兵など非常に詳しく書かれておりそこまで量はないがとても読み応えがありました。 -
子供向けに書かれた簡要な文章だけど内容はかなり生々しかった。
ありきたりだけど日本に生まれて良かったと思う。
本当は後藤氏のように「じゃあどうするか」まで考えなくちゃいけないんだろうけど・・・。 -
同世代の日本の子どもたちは、この本に出てくる子たちの話を聞いてどう思うんだろう、、、ショックで暗い気持ちになる子もいるのではと思いましたが、事実。世界で本当に起こっていることとして、子どもたちにも伝えなければいけないんだと感じました。