もっと知りたいセザンヌ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 東京美術 (2012年3月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808709457
感想・レビュー・書評
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モネからの流れでセザンヌも見たくなった。もっとみっちり絵が詰まった画集をいつか買おう。本作は、セザンヌの生涯と代表作をざっと走り抜けたい人向け(とはいえ持ち運びが楽だからいろんな場所で繰り返しめくるのに便利)。
モネとは違ってセザンヌの絵は今までずっと良い。
そして見るたびに様相を変え、そのつど発見がある。
それなりにいくつか評論・批評なども読んだ。
哲学者メルロ・ポンティのとか、岡崎乾二郎の実作者から見たセザンヌとか、誰だったっけ、ニューヨークの批評家のとか(あとストローヴ=ユイレのセザンヌ映画も)。それでふむふむ、そんな仕掛けなのか、と面白く読んだ(観た)けど、
セザンヌの絵はやっぱりこの目で見さえすれば存在感に圧倒される。一度視界に入ると視線が貼り付いてしまう(例えばサント・ヴィクトワール山や、坂道や、人物の頬などに)というか。見るのをやめられない。不思議。一方で、頭ではこの絵のいったい何が良いんだろうとか考えてるんだけど、他方で体がその以前に感動している。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023/6/25
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読んだのはkindleの「世界の名画シリーズ ポール・セザンヌ」
なかったので記録用に失礼しますm(_ _)m
国立西洋美術館で「セザンヌは幾何学的に自然を捉えようとした」みたいな記述をみて、なんておもしろい試みなんだろうと興味を持ったところから。
初めは言っていることがわからなかったけど少しずつセザンヌの世界観がわかってきた。
「今見えている世界は本物か?」という脳科学的な疑問とそこへの探究。
構成主義のはじまりは単に絵が下手だったからなのかもしれないが、科学的な要素を取り入れ、その後の美術史に革命を起こさせたセザンヌはすごい。
なんでも、自分のことを信じて自分が輝けることに夢中になっていれば、いつかはそれが革命となり人のためになるのだなと勇気をもらえる。
セザンヌの絵画について科学的な視点から書かれた本があれば読んでみたい -
<閲覧スタッフより>
初期の作品から晩年まで、画家の人生を通して作品を紹介する美術シリーズ。オールカラー、そしてわかりやすい文章で入門書にぴったりです。
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所在記号:723.35||セサ
資料番号:20102699
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セザンヌの作品集としてはもの足りない。