マッカーリ・サイモン物理化学: 分子論的アプロ-チ (上)

  • 東京化学同人
4.18
  • (17)
  • (6)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 159
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (704ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784807905089

作品紹介・あらすじ

物理化学をはじめて学ぶ学生諸君にはわかりにくいかもしれないが、これは新しい形式の物理化学教科書である。そのキーワードは「分子」と「基本事項」で、はじめから終わりまで分子を中心に据えて物理化学の基本をきちんと学ぶという姿勢を貫いている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 物理化学の熱力学や量子化学を学ぶのにおすすめ!
    数学に関しては章を使って丁寧に解説してくれます

    ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA44638114

  • 分子論的アプローチとあるように、量子論の話が大部分を占める。残りは分析化学。
    量子論を始めるにはいい本だと思われる。ただしブラケットの記載はない。

  • 上巻は量子力学関連の説明が非常にわかりやすく、まさに入門的教科書として有用である。
    設問も多くて実践的である。

    類書の量子力学の説明がよくわからなかったので、この本に出会ったときは、目からウロコでした。

    上巻は量子力学を勉強したい人にお勧め。

  • 物理化学の教科書ですが…何を間違ったか一つの講義のために買ってしまいました(汗。実は物理の人間からしてもかなり使える部分があります。物理学の教科書には無い構成で、特に前半のシュレディンガー方程式を弄繰り回す辺りの話は、そこいらの物理本よりずっとわかりやすいです。また、中心力ポテンシャルの話は物理でも当然扱いますが、その具体例である水素原子の話に関しては物理本より詳しいかもです。何より演習問題がしっかりしているのが良い。その演習問題、かなりの分量があって解答も別売りなのが化学の本の難点ですが、物理本には無いスタイルで面白かったです。
    独習;良

  • 量子力学から始まるという、物理化学の教科書としては画期的な教科書。上巻は量子化学や分光の基礎理論など。よって、下巻に熱力学がくるが、これも統計熱力と不可分な形で叙述してある。記述は丁寧でわかりやすい。

  • 量子論からのアプローチです。
    非常に良い本ですが、高学年になってからの使用をお勧めします。
    加えて、章末問題を解くことできっと実力がかなりつきます。

  • これは
    入門するにはいい本だと思う。

    ちょっとした数学的な章もあるので
    わかりやすい。

    基本がしっかり載っている感じ。

  • 量子化学はコレ。
    なんと1冊丸ごと量子化学です。
    古典的波動関数から解説されているため,スムーズにシュレーディンガー方程式へと入ることができます。

    欲しいんだけど,人気があって中古がないんだ。

  • 物理化学の教科書は数々あれど、現代の物理化学、特に量子化学的要素を含む物理化学を学びたいなら、この本が決定版だと思う。数学的な部分の説明も多いのでとても学び易い本だと思う。

全14件中 1 - 10件を表示

ドナルド・A.マックォ-リの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×