原子力と人間の歴史 ドイツ原子力産業の興亡と自然エネルギー

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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806714989

作品紹介・あらすじ

政治史、経済史、社会史、科学史、技術史を横断する原子力産業史。
第二次世界大戦後、平和的な原子力利用を志したドイツは、どのようにして原発撤退を決定したのか。ナチスの核兵器開発、科学技術のあり方と核兵器保有の思惑、チェルノブイリ原発事故による反原発機運の高まり、2011年の福島の原発事故を受けた原発撤退の決定、エネルギーシフトまでを、ドイツを代表する環境歴史学者と原子炉安全委員長を務めた原子力専門家が政府・産業界・研究者へのインタビューと膨大な資料から描く。
日本の戦後史を逆照射するドイツエネルギー史の大著。

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著者プロフィール

[ヨアヒム・ラートカウ]ビーレフェルト大学名誉教授。1943年生まれ。ドイツにおける環境史の創始者の一人として著名。環境史や自然保護史、技術史分野での基準となる数々の著作がある。1970年、ハンブルク大学で博士号取得。1980年、『ドイツ原子力産業の興隆と危機』と題する論文で教授資格取得。1981年からビーレフェルト大学歴史・哲学部教授(近現代史)。教授資格取得論文以来、その分野において最も大きな業績を上げた研究者として知られている。日本語訳書に『自然と権力』『ドイツ反原発運動小史』(共にみすず書房)、『木材と文明』(築地書館)。

「2015年 『原子力と人間の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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