- Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806010852
感想・レビュー・書評
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第一歌集。
もっとも「我」が出ていて好き。今作以降はフィクションの度合いが増してしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい」という短歌を、大学の友だちに教えられて以来欲しくて仕方なかった穂村弘のデビュー短歌集。やばい。
一気に読み切ってしまったけど、短歌って多分小説よりたびたび読み返すとと思う。あれなんか好きだったなーどんなだったっけ、と手に取りやすい。短いから。短いのにパワーがすごいって、すごいなあ。
「ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は」
「猫投げるくらいがなによ本気だして怒りゃハミガキしぼりきるわよ」
どこからどうこういう言葉が出てくるのか。小説家は尊敬するけど、詩人はもうやばすぎてひいってなる。 -
図書館から借りました
短歌集。
体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ
この一首を別の本で読んで、興味が沸いて。(シンジケートから引用されていたのです)
わざわざ図書館で取り寄せて貰ったのです。
文字数もあってないし、なんか映画とかの一場面切り取ったような歌の多さ。
意味不明。
でも綺麗。
意味不明。
でも「ああ」とわかるような気持ちもたしかにあるのです。
だから、なんとなく好きなのです。 -
短歌集 「耳で飛ぶ象がほんとにいるのならおそろしいよねそいつのうんこ」
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なんで画像がないんやろう。。ザンネン。きれいな本なのに。尊敬する穂村弘さんの第一歌集。穂村さんの本を自分の中で振り返るときに必ずでてくるのは「衝撃」という言葉。世の中にこんな世界があったんだ。こんなことを考えてる人がいたんだ。
その短歌に触れて世界が変わりました。 -
本当にいい短歌集。短歌に対する見方が変わりました。