出会ってしまったツルとカメ (2) (バンブー・コミックス)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 23
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (106ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801971424

作品紹介・あらすじ

働きづめな達観青年の鶴田くん16歳、積極的なヤクザの娘・亀井ちゃん16歳。2人の高校生が出会ってしまった。学生っぽい(?)デートをしたり鶴田くんの家に乗り込んだりと恋人として少しづつ距離を縮めていたが、2人を取り巻く環境はそのままでいることを許さず……子供でいられなかった2人のラブコメディ、ついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 凄かったです
    むんこ先生が、四コマ漫画界のレジェンド、と評されている理由が、この『出会ってしまったツルとカメ』(2)で、大抵の漫画読みは理解できちゃうでしょうねェ
    全2巻で終わってる作品なのに、と言われそうだが、この『出会ってしまったツルとカメ』は全2巻だからこそ、私に最の高と思わせてくれるのですよ
    ストーリーの厚味が、とんでもないですね。(1)の時点で、凄いな、と思っちゃいましたが、この(2)はとんでもなかったです
    むんこ先生が、四コマ漫画家として、最前線で戦えてるわけですよ。こんだけの力ある一撃を、読み手にブチ込めるんですから、そりゃ、レジェンドと呼ばれます
    ぶっちゃけ、この『出会ってしまったツルとカメ』を、他の漫画読みにも、しっかりと読んで欲しいので、どんな内容だったか、は伏せます
    ただ、質の高いラブコメで、鶴田と亀ちゃんは(1)よりもイチャついていて、何より、ハッピーエンドに着地してるんで安心してください(←何が?)
    終わってしまって寂しいな、ってキモチはあるんですが、こうも幸せに満ちたラストを見せられちゃ、文句を言ったら、自分がケツの青いガキだ、と自分で吹聴しまくり、恥を掻くだけですね
    ただ、サビしいって気持ちは拭って欲しいんで、この『出会ってしまったツルとカメ』を、ドラマ版『極主夫道』のスタッフ陣に連続ドラマ化してもらいたいです、ファンとしちゃ
    こんだけ、読み手のハートを鷲掴みに出来るだけのパワーを持った漫画を、原作にしてドラマを作らなかったら、もったいない、と私は思うんですが、皆さん、どうですか?

    この台詞を引用に選んだのは、鶴田くんは亀ちゃんが惚れるだけあって、イイ男だな、と思えるものだったので
    クサい台詞かもしれないけど、あの亀ちゃんを赤面させられるのだから、威力は十分です
    キッカケ、つまり、過去は気にせず、二人がイチャつける「現在」を楽しみ、なおかつ、これからも二人でラブラブする「未来」の為に頑張る、と言える鶴田くんは懐が深いです
    鶴田くんと亀ちゃん、どうか、末永くお幸せに
    「きっかけは変えらんねーよ。先のことだけ、考えよーぜ。だいたい、俺、いつ、お前に惚れたのか、わかんねーし、どーでもいいし」(by鶴田くん)

  • スパンと終わらせたね。まぁ、グズグズするよりかは、気持ち良く終わったよね。重い話に引きずられず、終わらせるにはコレしか無かったのかな?

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